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JAL、東京~ソウル線の就航60周年で搭乗客にサプライズ。TWICEの人気曲チアダンスと記念品でJL93便を見送る

2024年4月15日 実施

JALが東京~ソウル線就航60周年記念イベントを開催。JL93便の搭乗客をチアダンスや記念品プレゼントでもてなした

 JALは4月15日、東京~ソウル線の就航60周年を記念して羽田空港でイベントを行なった。

 羽田とソウルの金浦空港を結ぶ同路線の運用が始まったのは、今日からちょうど60年前、1964年4月15日のこと。当時は週2便で、東京~ソウル線を運航する唯一の航空会社であった。現在は午前・午後・夕方の1日3便を運航している。

 この日、日本航空 執行役員 東京空港支店長 JALスカイ社長 斉藤久美子氏がイベントに登壇。「当時、両国間の国交が正常化していないなか長い交渉を経て、定期便開設を実現させることができた。いくつもの高いハードルがあったが、日本と世界をつなぐパイオニアとしての強い誇りによって切り抜けることができた」と振り返り、「これからも安全安心で、人と地球にやさしい空の旅を、最高のサービスとともにお届けしたい」と語った。

日本航空株式会社 執行役員 東京空港支店長 兼 株式会社JALスカイ 社長 斉藤久美子氏

 会場となった羽田空港第3ターミナル 114番出発ゲート前では、現役CAで構成されるチアダンスチーム「JAL JETS(ジャルジェッツ)」が華麗なパフォーマンスを披露。韓国の人気アーティスト・TWICEの楽曲「Celebrate」などにのせてイベントを盛り上げた。

 また、就航当時の使用機材であるコンベア CV880型機のモデルプレーンやルートマップなどの史料を展示。就航当時の制服を着用したCAも駆けつけ、フォトセッションを行なった。

 金浦行きJL93便の搭乗客には、60周年ロゴが刻まれたマグカップとエコ素材を使用したトートバッグを贈呈。機内では韓国の国花「ムグンファ」をモチーフにした60周年記念クッキーも提供されるという。

 運航機材は2クラス制のボーイング 787-8型機(総座席数206席)。横断幕を掲げたJAL社員らに見送られ、ほぼ満席の201人(うち幼児1名)をのせたJL93便は15時44分(定刻15時40分)にソウルへ飛び立った。