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麻布台ヒルズの「ジャヌ東京」2024年3月開業、宿泊予約スタート。284平米のスイート含む全122室

アマンの姉妹ブランド「ジャヌ」初のホテル

2024年3月 開業

2023年12月5日 予約開始

「ジャヌ東京」が2024年3月に開業決定。画像は、2面の窓から都心を眺望する「タワービュースイート」

 アマンは、姉妹ブランド「ジャヌ」初のホテルとなる「ジャヌ東京」(東京都港区麻布台1-2-2)を2024年3月に開業すると発表した。これに伴い、公式サイトで宿泊予約の受付をスタート。3月13日から宿泊開始となる(12月6日発表時点)。

 ジャヌ東京は森ビルが手掛ける「麻布台ヒルズ」に入る唯一のホテル。麻布台ヒルズは、約8.1ヘクタールの広大な敷地に立ち並ぶ約330mの超高層ビル「森JPタワー」、2棟の「麻布台レジデンスレジデンス(A/B)」、商業テナントが集まる「ガーデンプラザ」、緑あふれる憩い空間「中央広場」といった施設で構成され、“Green&Wellness”をテーマとした多様な都市機能が集まる。

 ジャヌ東京はこの「レジデンスA」タワーの低層部に入居。122室の客室と8つのレストラン&バー、都内最大級の面積を誇る約4000m2のウェルネス&スパ施設「ジャヌ ウェルネス」を有する。

都心の緑豊かな麻布台ヒルズに入居する「ジャヌ東京」。ジャヌは、サンスクリット語で「魂」を意味する ©DBOX for Mori Building Co.,Ltd.

 ジャヌ ウェルネスには、都内最大級のジムやグループエクササイズ用のスタジオ、リラクゼーション施設、25mの温水プール、サウナ、トリートメントルームなどの機能が揃い、ホテル宿泊者およびメンバーシップ「ジャヌ東京 ウェルネスコレクティブ」会員のみが利用可能。会員は、専用ラウンジも利用できる。

「ジャヌ東京 ウェルネスコレクティブ」会員専用のラウンジルーム

 ホテル館内には多彩なレストラン&バーが8か所。イタリアの食文化を楽しめるというオールデイダイニング「ジャヌ メルカート」では、3つのカウンターでパスタや新鮮な魚介類の料理、シャルキュトリーやチーズを提供する。

 また、ヨーロッパの伝統生菓子や焼き菓子を揃える「ジャヌ パティスリー」が隣接し、季節の素材を使ったフレッシュなパフェなどをイートインスペースで味わえる。

オールデイダイニング「ジャヌ メルカート」では、注文を受けてから作るパスタや新鮮な魚介類を使った料理などが味わえる。麻布台ヒルズの中央広場を望むテラス席も
メルカートに併設するパティスリー。テイクアウトやイートインが可能

 そのほか江戸前鮨の「飯倉(いいぐら)」、伝統的な炭火焼きを現代風にアレンジした「SUMI」、大きなライブキッチンとワインセラーを備える「ジャヌ グリル」、中国料理の「虎景軒(フージン)」、アフタヌーンティーや軽食を用意する「ジャヌ ラウンジ&ガーデンテラス」、大人の空間でクラフトカクテルなどを味わえる「ジャヌ バー」をオープンする。

壮観なライブキッチン、2つのワインセラー、バー、カウンター席を備えた「ジャヌ グリル」
大人の空間でクラフトカクテルなどを味わえる「ジャヌ バー」

 全122室の客室は、ジャヌ東京の6~13階に入り、広さ55m2以上のゲストルームとスイートを設える。すべての客室にはダブルシンクの洗面台、レインシャワー、特注のバスタブを備えた広いバスルーム、ダブルクローゼット、リビングエリアなどを完備しており、客室料金は1泊1室13万9150円~。

 アジアンテイストのインテリアと現代ヨーロッパの要素を加えたデザインを施し、多くの客室には都心の景色を望むプライベートバルコニーを備える。「コーナースイート」と「タワービュースイート」では、特徴的な窓から2面の眺望が楽しめるという。

 またホテル最大の「ジャヌスイート」は284m2の広さがあり、自宅のようにくつろげるラグジュアリーな空間を演出。2つのプライベートバルコニー、カウンター付きのモダンなキッチン、6名まで利用できるダイニングテーブル、独立した書斎とライブラリー、ゆったりとしたラウンジを備える。

「ジャヌスイート」のベッドルーム。284m2あるジャヌスイートは、隣接するスイートを含む3つの客室とコネクトすると総面積は519m2となり、都内ラグジュアリーホテルで最大の広さに