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“ヒルズの未来形”11月24日開業「麻布台ヒルズ」を見てきた! ガーデンプラザの注目店は?
2023年11月21日 14:00
- 2023年11月24日 開業
森ビルが35年かけてプロジェクトを進めてきた「麻布台ヒルズ」が11月24日に開業する。本エリアは、“Modern Urban Village~緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街~"がコンセプト。
人々が自然と調和し、心身ともに豊かなで健康に生きられることを目指す街として、オフィスや住宅に商業・文化施設、さらに教育・医療機関などを集約している。本稿では、ガーデンプラザや「中央広場」周辺をメインに注目のコンテンツや気になった店舗などを紹介する。
圧倒的な緑の豊かさ、「麻布台ヒルズ」は一休みできる場所がいっぱい
「麻布台ヒルズ」の特徴の1つは緑の多さ。約8.1ヘクタールの広大な計画区域には、全体で約2万4000m2の緑が広がっている。高低差のある地形を活かし、より緑に包まれるような感覚を演出している。なお、敷地内には320種もの植物が植えられているそうだ。
まず最初に訪れた6000m2の「中央広場」には果樹園や菜園も。ブルベリーやレモンにモモなど11種の果樹に、ハーブやエディブルプランツを育てている。大屋根「The Cloud」を眺めたり、芝生エリアのパブリックアートを観察したり、もちろんのんびり過ごすこともできる。
ヒルズといえばショッピングとレストラン。150もの店舗が軒を連ね、訪れるたびに発見も
表参道ヒルズや六本木ヒルズなどヒルズのお楽しみといえばショッピングとレストラン。「麻布台ヒルズ」には約150店舗が軒を連ね、11月24日にはそのうち94店舗が開業する。ラグジュアリーブランドの店舗は2024年2月オープン予定だ。
ガーデンプラザには約80店舗がオープン。ラグジュアリーストリートをはじめ、ビューティゾーンに個性あふれるレストランから、カフェ、さらにスイーツが楽しめる。
カジュアルに使える駅直結がうれしい! ガーデンプラザ地下1階の気になるレストランをチェック
ガーデンプラザの地下1階には51店舗が集結。神谷町駅と直結しており、出勤や外出のついでに気軽に立ち寄れるのが魅力。近隣オフィスをはじめ、ランチタイムにパワーメニューを味わうならテイクアウトもできる「とんかつ河むら」で。自分の好きな場所で頬張りたいなら「Sta.麻布台」のお弁当も◎だ。
カジュアルで気軽に利用できる店舗からスイーツにカフェとちょっと寄り道できる店舗も多い。休憩がてら、自分へのご褒美を探すにも絶好の環境だ。
和スイーツもおもたせにぴったりの「鈴懸」も。9mのロングショーケースには美しい和菓子がずらり。さらに新業態の日本茶TOGOスタンド「中村藤吉麻布台」も登場。こちらでは限定メニュー「おうちでまるとパフェ」「ミクスチャ(抹茶とミルク)」などが手に入る。
じっくり腰を据えてカフェ&スイーツを楽しみたいなら「パティスリーアンド カフェ デリーモ」のできたてパフェをほおばるのもいい。「a la minute(すぐに、できたて)」をコンセプトにデコレーションを間近で眺められる。ワンハンドスイーツなども提供する。
1階は日本進出レストランや、人気のエシレの新業態などが集結!
桜麻通りから中央広場にかけての1階エリアは、路面・ストリートレベルに14店舗が新たにオープン。カフェのなかでも注目なのが「エシレ・ラトリエ デュ ブール」。フランス産 A.O.P.認定発酵バター「エシレ」専門店の新業態だ。「ブリクロ・エシレ」や「グラン クロワッサン」など上質なバターの味わいにうっとり。
極上素材を使った江戸前鮨が味わえる「寺子屋すし匠」は、杣木辰茂氏がつけ場に立ち、丁寧に仕上げた寿司を存分に堪能できる。鮪の中落ちに刻んだ長ネギと沢庵を合わせた「おはぎ」は一度味わったら忘れられない一品。
日本初出店「ピザフォーピース 東京」は「Asia's 50 Best Restaurants」で「Essence of Asia」に輝いた人気店。店内で作られる自家製フレッシュチーズをはじめこだわりの食材を使ったピザが頬張れる。“Earth to People”をテーマに、日本オリジナルのメニューが味わえる。
ガーデンプラザ2階は、美味しいの宝箱。ヴィーガンメニューにステーキとその多彩さが魅力
多様な食を提案するガーデンプラザ2階には、心身のウェルネス提案を行なうビューティゾーンから、鉄板焼きにフレンチなど15店舗が集まる。「エイタブリッシュ」では、話題のヴィーガンメニューを味わえる。
高級栗スイーツを提供する「ヒサヤキョウト」では、栗専門店 比沙家が手掛ける完熟栗を使用した「丹波栗のモンブラン」などが味わえる。ふわりと乗せられた栗クリームを一口食べれば、秋が一気に押し寄せてくる。
チョコレートの食べ比べを存分にできる「ミニマル ザ スペシャルティ」では、ワインや日本酒とのペアリングコースをはじめ、“新しいチョコレート体験”が楽しめる。ビーン・トゥ・バーならではのこだわりをぜひ舌で感じよう。
お土産は何にする? ハチミツに限定クッキー缶、さらに花弁シェイプのオーガニックチョコも
「麻布台ヒルズ」ならではの限定アイテムも各店舗で用意。ワンランク上のお土産を探すにもぴったりだ。「パティスリーGIN NO MORI」では、「森の恵みクッキー プティボワ 麻布台ヒルズ」や「シィプヘのパウンドケーキ」などを販売する。
蜂蜜専門店「ラベイユ」では、世界12か国80種類以上の蜂蜜や食品・お菓子に健康食品が並ぶ。蜂蜜ソムリエのスタッフと会話をしながら好みのハチミツを探すのもおもしろい。
オーガニックなスイーツが揃う「ショウダイ ビオナチュール」の見た目も華やかな「ペタルマニフィーク」は、ここだけの限定品。着色料や保存料は使わず、本来の美味しさを香りが楽しめる。フルラインアップが揃う都内唯一の店舗で、チョコレートやマカロン、ジェラートまで展開する。
フルーツの老舗「日本橋 千疋屋総本店」は、新たな美食体験ができる次世代のフルーツパーラーとして新規オープン。旬の果実が並んだショーケース、カウンターがスペシャル感を演出する。イートインでは「フルーツサンドウィッチ」をはじめ、希少性の高いフルーツを使ったメニューも用意するほか、「ヴィーガンクッキー」なども。さらにフルーツの美味しさ満載のギフトも!
「麻布台ヒルズ マーケット」は、まさに食の祭典! ここに行けば必ず美味しいに出会える!
「中央広場」の地下には、31店舗が集結する「麻布台ヒルズ マーケット」が誕生。なんと総面積店舗面積4000m2! 生鮮食品に時短に便利な惣菜、さらにグロッサリーにワイン・リカー、ベーカリー、スイーツをはじめ日本を代表する専門店がずらり。「ちょっと今日は贅沢したいな」から「時間がないけど美味しいものが食べたい」をしっかりかなえてくれる。全面オープンは2024年1月下旬予定。