ANA、ソニーのノイキャンヘッドホン「WH-1000XM5」を国際線ファーストクラスに導入

ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM5」がANAの国際線ファーストクラス全路線で採用される

　ソニーは、ノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM5」が、ANAの国際線ファーストクラス全路線で採用されることを発表した。

　同ヘッドホンは、9月に日本～ロンドン線のファーストクラスで先行導入を行なった。順次提供路線を拡大していく。

　ヘッドバンド型ノイズキャンセリングヘッドホンにおいて、世界最高のノイズキャンセリング性能を搭載したワイヤレスヘッドホン。「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」に加え、新たに「統合プロセッサーV1」を搭載している。ヘッドホンの外側と内側に左右4つずつ配置したセンサーで効率的にノイズを収音する「マルチノイズセンサーテクノロジー」と2つのプロセッサーを組み合わせることで、高精度にセンサーの信号を制御する。

　ヘッドホンの装着状況や環境に合わせ、自動でノイズキャンセリングの特性を最適化する「オートNCオプティマイザー」を新たに搭載。髪型やメガネの有無、装着のずれなどの個人差を自動で検出するほか、気圧センサーによって飛行機搭乗中などの気圧の変化に対してもノイズキャンセリングの最適化を図る。

　ヘッドバンド部やイヤーパッドには、やわらかく安定性に優れたソフトフィットレザーを使用する。頭部の形状に柔軟に追従するので締めつけ感が少なく、長時間身につけても疲れにくい装着性と静音性を両立しているという。無段階スライダーを搭載し、ハウジングのフィッティング調整機構の内蔵化も行なった。