ニュース
JALの国際線A350-1000、全クラスで座席を一新＋4Kモニター。いよいよ年内就航へ
2023年10月2日 14:42
- 2023年10月2日 発表
JALは10月2日、国際線の新フラグシップ機であるエアバス A350-1000型機の詳細を発表した。当初11月下旬就航としていたが、部品の納入遅れなどにより年内就航に変更している。なお、投入路線は羽田～ニューヨーク線（JL005/006便）で変わりはない。
機内は、すでに国内線に就航しているA350-900型機や国内線仕様のボーイング 787-8型機の内装を投入し、日本の伝統美を意識したデザインを採用。座席は全クラスを一新しており、ファーストクラス6席、ビジネスクラス54席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー155席の計239席を搭載する。
ファーストクラスとビジネスクラスは扉の付く個室型シートを採用。ともに世界初のヘッドレスト内蔵型スピーカーを搭載しており、ヘッドフォンなしで映画や音楽を楽しめる。
ファーストクラスは、座席幅が最大約123cm、ベッド長は最大約203cmで、「ソファ」「シート＆シングルベッド」「ダブルベッド」の3モードを選択できる贅沢な作り。ビジネスクラスは座席幅が約56cm、ベッド長は最大約198cmとなっている。
プレミアムエコノミーは、電動リクライニング機構を同クラスで世界初採用。大型の引き出し式パーティションによってプライバシー空間を保てるようになっている。
また、全クラスに4K解像度の個人用モニターを採用し、Bluetooth接続にも対応。手持ちのヘッドホン/イヤフォンを利用することができる。事前にJALアプリで映画や音楽のお気に入りリストを作っておくことで、機内で簡単に再生する仕組みも導入予定という（2024年春～）。
ファーストクラス（6席）
ビジネスクラス（54席）
プレミアムエコノミー（24席）
エコノミー（155席）
