JR東日本、中野駅のリニューアル概要を発表。既存改札の西側に新駅舎、南北自由通路、駅ビルを併設予定

リニューアル後の中野駅・南北自由通路イメージ

　JR東日本は、中野区および東京メトロと協業して推進している中野駅のリニューアル概要を、9月1日に発表した。

　リニューアルでは、既存の駅舎の西側に橋上駅舎を新たに建設。続いて線路上空に幅員19mの南北自由通路を駅舎と一体構造で整備することで、既存の改札やコンコースの混雑緩和を促す。さらに各ホームにホームドアの設置や、15人乗りのエレベーターを4基、バリアフリートイレを含む旅客トイレを新設することで、駅設備の拡充を図る。新駅舎ならびに南北自由通路は、2026年開業を予定している。

新駅舎外観イメージ

　新駅舎にはアトレによる駅ビルを併設し、商業施設も開業予定。駅前広場を整備する中野区や周辺再開発事業者と連携することで、回遊性のある、多彩な魅力を持った中野の玄関口の形成を目指すという。

中野駅西側南北通路・橋上駅舎

中野区と協業した、駅前広場整備も推進