東京ディズニーシー・新テーマポート「ファンタジースプリングス」の工事現場を初公開！　「すべてが東京オリジナル」とOLC髙野CEO

東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の工事現場が初公開された

　オリエンタルランドは、東京ディズニーシー大規模開発「ファンタジースプリングス」の工事現場を報道陣に初公開した。

　東京ディズニーシー8番目の新テーマポートは2024年春に開業予定。総開発面積約14万m2（テーマパーク・ホテルエリア約10万m2）で、開発費用は総額3200億円を予定している。

「ファンタジースプリングス」は、“魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”をテーマにした新テーマポート。エリアには、アトラクション（4施設）、飲食施設（3施設）、商品店舗（1施設）を新たに導入。

　新テーマポート内には、ディズニー映画「アナと雪の女王」のエリア「フローズンキングダム」、「塔の上のラプンツェル」のエリア「ラプンツェルの森」、「ピーター・パン」のエリア「ピーターパンのネバーランド」の3エリアが新たに誕生。さらに国内6番目のディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」が開業する。

　新たに公開されたのは、アトラクション名や店舗の名称。「フローズンキングダム」にはアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」、レストラン「アレンデール・ロイヤルバンケットホール」「オーケンのオーケーフード」がオープンする。

「ラプンツェルの森」には約20mの塔がゲストを迎えてくれる

「ラプンツェルの森」には、アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」、レストラン「スナグリーダックリング」がオープン。

「ピーターパンのネバーランド」の工事現場では、海賊船などもお披露目された

　さらに「ピーターパンのネバーランド」には、アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」、レストラン「ルックアウト・クックアウト」も登場。「ピクシー・ホロウ」には、「フェアリーティンカーベルのビジーバギー」も新たに楽しめる。

　今回は、工事現場ならびに、ホテルの進捗を公開。工事現場では、ウォルト・ディズニー・イマジニアリング社の担当者が開発へのこだわりを説明。詳細は追って記事でお伝えする。

株式会社オリエンタルランド 代表取締役会長（兼）CEO 髙野由美子氏

　さらに6月29日にオリエンタルランド代表取締役会長（兼）CEOに着任した髙野由美子氏が開発にかける思いを語った。髙野氏は「ファンタジースプリングス」プロジェクトに構想段階から参画している。

　同氏は新テーマポートについて「すべてが東京オリジナル」と強調。「世界に1つだけの東京ディズニーランドと『ファンタジースプリングス』により、さらにブランド価値が上がると考えている」と話し、国内はもちろん海外からのゲストの来園を期待していると話した。

【お詫びと訂正】初出時、髙野氏の業務について一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。