立山黒部アルペンルートが全線開通。高さ13mにそびえる“雪の大谷”でウォークイベントなど開催

立山黒部アルペンルートが4月15日に全線開通

　立山黒部貫光は、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」の全線開通を発表した。

　これに合わせ、「2023 立山黒部・雪の大谷フェスティバル」を4月15日～6月25日に開催。今シーズンは、標高2450mの豪雪地帯・立山室堂エリアの除雪により作られる「雪の大谷」が高さ13mに到達。迫力ある雪の壁のあいだを歩く「雪の大谷ウォーク」や立山連峰を一望する雪上の遊歩道「パノラマロード」を楽しめるという。

　そのほか4月15日～5月21日は1st STAGE「みんなで楽しむユキアソビ」と題し、雪を掘って新しい道を作る「くずそうユキカベ！つくろう新しいミチ！」や雪景色をゆっくり堪能できる土日祝限定「立山ユキテラス」を企画。

　また5月22日～6月25日の2nd STAGE「○○を見つけよう！」では、オリジナル絵はがきスタンプラリーやフォトコンテストを実施する。立山黒部アルペンルートアンバサダーに今年就任したフォトグラファーのイナガキヤストさんと一緒に写真を撮りながら初夏の室堂平を巡るイベントも行なう。

　期間中は立山駅（富山県）～扇沢（長野県）間で、雪の大谷のなかを駆け抜ける「立山高原バス」や「立山トンネルトロリーバス」などさまざまな乗り物が運行する。

　各詳細はイベント公式ページを確認いただきたい。

「雪の大谷ウォーク」は今年で30回目

土日祝日限定「立山ユキテラス」など新イベントも

「オリジナル絵はがきスタンプラリー」では初夏の魅力を発見

公式アンバサダーに就任したフォトグラファーのイナガキヤストさん

立山黒部アルペンルート 路線図