黒部ダム竣工60周年の記念イベント。映画「黒部の太陽」で三船敏郎・石原裕次郎が着用した衣装展示など

黒部ダムの竣工60周年を迎える今年、その歴史や魅力にふれるさまざまなイベントを実施

　長野県大町市は、日本最大級の規模を誇る黒部ダム竣工60周年を迎える今年、「くろよん60」と題してさまざまなイベントを実施する。

　同市は世界的な山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」の長野県側の玄関口に位置しており、関西電力「黒部川第四発電所」を略した通称“くろよん”の絶景を体感できる。

　市の観光公式サイト「信濃大町なび」内のくろよん60特設サイトでは、関電トンネル破砕帯見学ツアーや黒部ダム湖畔ウォーク、ナイトツアーなど最新のイベント情報を案内。6月1日からは映画「黒部の太陽」で使用された衣装など貴重な品々が見られる企画展を開催する。

　また匿名で気軽に質問できる「LINEオープンチャット」を開設し、旅のプランを練るときや困ったとき、綺麗な景色をシェアしたいときなど自由に地域と繋がれるサービスも開始した。

「信濃大町なび」にくろよん60特設サイト公開

建設当時の黒部ダム

昭和レトロな雰囲気を醸す大町名店街

旅の参考に「くろよん60 LINEオープンチャット」

豊川「黒部の太陽」の会所蔵 秘蔵お宝企画展

映画「黒部の太陽」の衣装や台本を展示

　映画「黒部の太陽」のロケ地となった愛知県豊川市。1967年9月から約3か月間、映画の主要部分となるトンネル掘削工事のシーンなどが撮影された。三船敏郎氏着用の革ジャンパーや石原裕次郎氏着用のヘルメット（展示は黒部ダムレストハウスのみ）や笛、準備稿の台本といった貴重な品々を展示する。