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東急歌舞伎町タワーの新ホテル×エヴァは持ち帰り可アイテム多数の大人向けコラボだった! 開業直前「HOTEL GROOVE SHINJUKU」に行ってみた
ライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」も見てきた
2023年4月11日 14:00
- 2023年4月14日 開業
- 2023年5月19日 ホテル開業
東急と東急レクリエーションが開発を進めてきた「東急歌舞伎町タワー」(東京都新宿区歌舞伎町1-29-1)が、4月14日にいよいよ開業する。
本稿では、20~38階に入居するライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel(ホテルグルーヴシンジュク)」と、17階のレストラン&バー「JAM17 DINING&BAR」、ライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」を紹介しよう。
東急歌舞伎町タワーは新宿区歌舞伎町のシネシティ広場に隣接しており、ロードショー館の新宿ミラノ座があった「新宿TOKYU MILANO」(2014年閉館)と「ホテルグリーンプラザ新宿」跡地を中心に建築された。映画館・劇場・ライブホールなどのエンタテイメントに、ホテルや飲食などからなる地上48階建ての高層複合施設だ。
その概要については関連記事「ついに開業する東急歌舞伎町タワー! 最上層に登場した天空のラグジュアリーホテル『BELLUSTAR TOKYO』を見てきた」を参照していただきたい。
「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」
HOTEL GROOVE SHINJUKUは、宿泊すること以外にも付加価値を求めるユーザー向けのライフスタイルホテルで、デザインコンシャスな空間が楽しめる、比較的リーズナブルな価格帯のカテゴリー。東急歌舞伎町タワー内のエンタテイメント施設での体験や余韻、ショーへの期待感などと一体感を持たせた作りになっている。期間限定でファン向けの特別ルームなども用意する。
例えば開業直後は、24階でエヴァンゲリオンとコラボした「LIFESTYLEHOTEL EVA」を7月20日まで開催していて、エヴァの各パイロットを連想させる室内コーディネイトやオリジナルアメニティなどを提供している。
ゲストルームはやや変わった配置になっている部屋もあり、大きくとられた窓に向かうようにベッドが置かれているタイプを多く設定している。この場合、テレビはベッド正面ではなく横によけられている。さほど広くない部屋でも、ドリンク片手にベッドに足を投げ出し、窓から新宿の眺望を楽しめるというわけだ。
レインシャワーのあるシャワールームとトイレは別室で用意しているが、バスタブは一部を除いて基本的に付かない。バスアメニティは持ち帰りのできない大きなボトルで提供する。各部屋とも冷蔵庫内はカラで、人数分のミネラルウォーターを提供するほか、マーシャルのBluetoothスピーカーや空気清浄機などが用意されている。
Premier Suite Twin
「Premier Suite Twin」は、奥に細長く61m2もある広いタイプで8室用意している。基本的には2名の利用だが、布団を用意することで4名までの宿泊も可能。シャワールームとトイレは2つずつ用意している。部屋全体にわたって窓も大きく取られていて、眺望もよい。
期間限定、エヴァとのコラボルーム「LIFESTYLEHOTEL EVA」
HOTEL GROOVE SHINJUKUの24階では、エヴァンゲリオンとコラボした「LIFESTYLEHOTEL EVA」を開催している。跡地となる新宿TOKYU MILANOにはロードショー館の新宿ミラノ座があり、新世紀エヴァンゲリオン劇場版のメイン上映館だった歴史がある。なお5月6日~5月28日には、東急歌舞伎町タワー内の劇場「THEATER MILANO-Za」で、「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」が上演される。
室内は、シンジ、アスカ、レイ、マリ、カヲルの各パイロットを連想させるコーディネイトで、イラストレーターの白根ゆたんぽ氏のイラストが入った、カードキー、クリアポーチ、Tシャツ、マグカップ、トートバッグ、コースターのオリジナルアメニティなどを持ち帰ることができる。
このほか、ウェルカムスイーツとJAM17 DINING&BARのカクテル(ノンアルコールのモクテルも選択可)を1杯、客室で食べられるブレックファーストボックスも含まれている。テレビでは「エヴァンゲリオン新劇場版」シリーズに収録されているメイキング映像を見ることができるなど、ファンにはうれしい盛りだくさんの特典が付いている。期間は7月20日までで、料金は部屋タイプにより3万8000円~5万5000円。
内覧会では、青の綾波レイを連想させるレイルームと、赤の式波・アスカ・ラングレーを連想させるアスカルームが公開された。
17階のバー&ダイニング「JAM17」
17階はホテルが運営する複合フロア。4種のスペースに分かれていて、イタリアンスタイルのダイニング「JAM17 DINING」、バーの「JAM17 BAR」、ジェラートを提供する「JAM17 GELATERIA」、パーティルームとオープンテラスのイベントスペース「JAM17 SPACE EAST/SPACE WEST/TERRACE」がある。
地下のライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」
地下の1~4階にはライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」が入る。収容人数は1500人とややコンパクトな作りだが、その分ステージと観客が近く臨場感がある。Zepp初の360度ビジョンを導入している。
メインホール「Z HALL」の2階(地下3階)には、「Z LOUNGE」として、ゆったり座れるラウンジシートとテーブルがステージを囲むように多数あり、バーカウンターも用意されていて、飲食しながらのステージ鑑賞ができる作りになっている。地下2階~4階の各フロアにはすべてバーカウンターが用意されていて、バーエリアが広い。
時間はイベントごとに異なることはあるが、Zepp Shinjuku(TOKYO)でのイベント終了後となる22時30分からは、「ZEROTOKYO」として朝4時30分まで営業する。いわゆるオールナイトでDJやパフォーマンスなどで音楽とバーを楽しむことができ、国内最大級のナイトエンタテイメント施設となる。こことJAM 17、そしてHOTEL GROOVE SHINJUKUでの宿泊などを併せて楽しめるようなイベントが順次企画されていくはずだ。
直近では5月5日に「ZERO TOWER FES」として、16時~朝4時(2部制)に地下3~4階、1階屋外ステージ、17階JAM17 TERRACEを回って楽しめる音楽イベントの開催が決まっている。