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「道の駅若狭おばま」リニューアル。鯖街道の起点としてオリジナル商品やメニューを一新
2023年3月31日 15:30
- 2023年3月31日 開業
おばま観光局は、「道の駅若狭おばま」（福井県小浜市和久里24-45-2）をリニューアルオープンした。
舞鶴若狭自動車道の小浜ICからすぐの場所に位置する小浜市のゲートウェイ施設で、2020年度から進めてきた物販館と情報館のリニューアルを完了した。従来は離れていた両者が連結するように増築し、既存部分も全面改修することで、売り場面積は約1.6倍となっている。
新たなコンセプトは「鯖街道ワンダーランド」とし、鯖街道の起点の街としてさまざまな仕掛けを用意する。エントランスには幅5.8mの「鯖のれん」をかけ、物販館の中央にも書家の西山佳邨氏が書いた「鯖街道」の暖簾、背負い籠、笠を展示する。鯖街道を通って鯖を運んだ行商人になりきって買い物をすることが可能で、行商人の格好で買い物をした人には疲れを癒す「へしこ飴」をプレゼントする。さらに、約30種類の小浜の缶詰を集めた「鯖缶ウォール」から鯖缶を選んで購入することもできる。
店舗内には、鯖のぬいぐるみが入ったクレーンゲーム「鯖街道キャッチャー」も設置。鯖を捕まえると、ぬいぐるみをそのまま持ち帰ったり、鯖関連の景品に交換したりできる。また、さまざまな色を塗り重ねる若狭塗箸の工程を展示し、好きな箸を選べるコーナーも設ける。
オリジナル商品として、地元のお菓子屋さんと連携した5つのスイーツを開発した。「ボトルでっち羊かん」や「若狭おばまプリン」「ひとやすみ羊かん」、おはぎ、「若狭うましもん」をラインアップする。
テイクアウトフードとしては、これまで提供していたバーガーやサンドを一新し、ピタパンを使った新商品「小浜POCKET」を提供する。ピタパン生地に、鯖の醤油干しの竜田揚げや野菜など地元の食材をふんだんに詰め込んでいる。このほかにも、鯖のフィッシュ＆チップスなどが楽しめる。
なお3月31日～4月2日には、新店舗のお披露目とあわせ、福井県内のキッチンカーやスイーツが集うイベントを実施する。
