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G-SHOCK、初代DW-5000Cをフルメタル化。チタン合金採用、基板柄をレーザー刻印

2023年1月 発売

初代G-SHOCKをフルメタル化したスペシャルモデル

 カシオ計算機は、初代G-SHOCK「DW-5000C」をフルメタル化したスペシャルモデル「GMW-B5000TCC-1JR」を発売する。価格は21万4500円。

 GMW-B5000のモジュール「3459」のサーキットボードの柄を、ブラックIPとレーザー刻印で描いた。ブラックIPでコーティングする前後にレーザーを照射し、レーザー刻印を2つの工程に分けることで質感の違いを演出している。

GMW-B5000TCC-1JR

 素材には、日本製鉄が開発したチタン合金「TranTixxii(トランティクシー)」を採用。軽くて肌に優しいチタンの特徴を捉えながら、純チタンの約2倍の硬度となっている。

 また、メタルベゼルと本体ケース部の間にファインレジン緩衝体を挟む耐衝撃構造により、フルメタルケース化を実現。高密度実装技術によりサイズもキープしている。裏蓋にはスクリューバックケースを採用し、耐摩耗性に優れるDLC処理を施した。

 メタル製のバンドピースにはディンプル加工を施し、初号機の樹脂バンドデザインを継承。視認性を高めるため、フィルムソーラーセルやSTN-LCD(液晶)も用いている。

 機能面では、Bluetooth通信機能を備え、専用アプリとの連携によって正確な時刻情報を取得できる。さらに、標準電波による時刻修正システムやタフソーラーによる安定駆動、高輝度なフルオートLEDバックライト、ワールドタイム、6か国語の曜日表示などの実用性も有する。

メタルベゼルと本体ケース部の間にファインレジン緩衝体を挟む耐衝撃構造
ライト点灯
メタル製のバンドピースにはディンプル加工を施す