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浅草出身の時代小説作家・池波正太郎、生誕100年記念事業。企画展/ゆかりの地めぐり/グッズ販売など

2023年1月~12月

2023年1月~12月 実施

池波正太郎の生誕100年記念事業。西浅草にある「池波正太郎記念文庫」では企画展を開催

 東京都台東区は、地元出身の時代小説作家・池波正太郎の生誕100年を祝う記念事業を2023年1月~12月に実施する。

 1923年1月に現在の台東区で誕生し、幼少期を浅草・上野で過ごしたという池波正太郎。故郷である江戸の下町を題材にした「鬼平犯科帳」や「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」など多くの作品を世に残した。

 1年間にわたって実施する本記念事業では、企画展や講演・イベントの開催、記念グッズの販売などを通じて同氏の功績や作品の魅力を広く伝える。また区内に江戸時代の「高札」をモチーフにした案内板(16か所予定)を設置し、作中の様子や背景とともに各地域を紹介する。

記念事業の一例

・企画展(池波正太郎記念文庫)
・写真展/ポスター展/絵画展(浅草文化観光センター/庁舎など)
・直木賞受賞作家などを招いた記念講演会(1月/9月/12月)
・まち歩きマップの配布
・台東区巡回バス「めぐりん」のラッピング
・観光課との連携による「池波ゆかりの地」を巡るツアー
・スタンプラリーと文庫内クイズラリー
・上田市(真田太平記館)との連携事業
・地域(商店街など)との連携事業
・生誕100年記念ロゴ入り記念グッズ(革製ブックカバー/Tシャツ/マグカップ/切手など)の販売
・池波作品を巡る高札型案内板の設置

池波正太郎 生誕100年記念ロゴ