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JAL、2年4か月ぶりのハワイ・コナ線再開。今からでも買える夏の特別運賃も

グループで1日最大6便がハワイに

2022年8月2日 再開

JALが8月~9月に成田~コナ線を運航する

 JALは8月2日、成田~ハワイ・コナ線の運航を再開した。コロナ禍で2020年3月24日のJL770/779便を最後に運休していた路線で、約2年4か月ぶりの再開となった。8月~9月に週3便で運航を行なう。

JALの成田~コナ線(2022年8月2日~9月30日)

JL770便: 成田(22時00分)発~コナ(10時50分)着、火・木・土曜運航
JL779便: コナ(12時50分)発~成田(翌16時35分)着、水・木・土曜運航

 同社はハワイ・ホノルル線を6月から毎日運航しており、8月と9月には臨時便も設定。8月現在、羽田~ホノルル線は1日2便、成田~ホノルル線は1日1便+臨時便、さらに関空~ホノルル線は週3便程度、セントレア~ホノルル線は週2便程度の規模になっており、ここへコナ線が加わることになる。JALグループとしては100%子会社のLCCであるZIPAIRも7月16日から成田~ホノルル線を毎日運航しているため、2社合わせて1日最大6便がハワイへ飛んでいることになるという。

 8月全体では8割近い予約率で、日によってはすでに満席の便も出ているとのこと。なお、この夏は燃油サーチャージの高騰や、折からのハワイ各島の宿泊費の高騰、帰国前にPCR検査が必要など渡航費がかさむ傾向にあるが、こうした状況もあってか、各社のハワイ線は上位の座席クラスから埋まる傾向があり、JAL便も同様という。

 一方で、JALはホノルル行きが往復5万5000円~、コナ行きが往復8万9000円~のスペシャル運賃を設定している(燃油など別途)。日付の組み合わせによってはホノルル/コナどちらもまだこの価格で予約できるので、夏のハワイ旅行を検討しているならJALのWebサイトで調べてみていただきたい。

 コナ線に投入している機材は国際線仕様のボーイング 767型機で、再開初便の乗客はビジネスクラス24名、エコノミークラス140名の164名(+幼児2名)だった。

ハワイ路線について説明した日本航空株式会社 成田空港支店長 大八木淳子氏
使用機材はボーイング 767型機(登録記号:JA619J)