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JR西日本、特急「やくも」への新型車両の投入が決定。2024年春以降運行

2024年春以降 営業運行開始予定

特急「やくも」新型車両イメージ

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、特急「やくも」への新型車両の投入を決定した。

 車両形式は「273系特急形直流電車」で、投入車両数は44両(4両×11編成)。運行区間は岡山駅~出雲市駅。

 サービスレベルや輸送品質のさらなる向上のため、防犯カメラの設置や車体の衝突安全対策、機器の二重系化、国内初となる「車上型の制御付自然振り子方式」の導入、座席間隔の拡大、座り心地を改善した座席の採用などの取り組みを実施した。

 さらに、車椅子スペースの拡大し、多目的室・車内Wi-Fi・全席コンセント・大型荷物スペースを設置。エネルギー変換効率に優れたVVVF制御装置、LED照明等による省エネ化で環境負荷の軽減を図った。2024年春以降の営業運転開始を予定している。

 また、新型車両投入に向けて、備線で特急「やくも」の運転開始から周年を迎える3月19日から381系1編成(6両)の塗装を懐かしい国鉄色に変更して運転する。対象車両は特急「やくも」8・9・24・25号。

381系