山手線で自動運転に向けた試験。2025～2030年ごろ導入予定

山手線E235系

　JR東日本は、山手線の営業時間帯に自動運転導入に向けた試験を2022年2月中旬～下旬に5日間実施する。

　現在開発を進めているATO（自動列車運転装置）の導入に向けて、2018年度より山手線で終電後の時間帯にATOの試験を行ない一定の成果を得ることができたため、今回山手線全線（34.5㎞）においてE235系（1編成）を使用した試験を日中帯に実施する。

　実際の営業列車と同様に前後に列車が走行している環境で加速・惰行・減速などの自動運転に必要な運転機能、乗り心地、省エネ性能などの確認を行なう。2025～2030年ごろに山手線などへの導入を目指すとのこと。