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秋田市の地域連携ICカード「AkiCA(アキカ)」3月26日サービス開始。1日乗車券などの独自サービス提供

2022年2月4日 発表

秋田市と秋田中央交通は地域連携ICカード「AkiCA(アキカ)」のサービスを3月26日に開始する

 秋田市と秋田中央交通は2月4日、地域連携ICカード「AkiCA(アキカ)」のサービスを3月26日に開始することとともに、サービス内容を発表した。

 AkiCAは、秋田中央交通の路線バスや、秋田市のマイタウン・バス路線のほか、SuicaやSuicaと相互利用を行なっている交通機関、電子マネーとしても利用できる2in1の交通系ICカードで、名称は「AKITA IC CARD」から名付けられた。

 秋田中央交通では独自サービスとして、同社の一般路線バスが1日乗り降り自由となる1日乗り放題乗車券(大人1000円/子供500円)や、中心市街地循環バス(ぐるる)の1日乗り放題乗車券(大人300円/子供無料)を、AkiCAに登録できる。

 また、秋田中央交通、秋田市マイタウン・バス共通で、ポイントサービスを提供。AkiCAエリアのバスを利用することで運賃に応じて貯まるもので、貯まった交通ポイントが利用になった区間運賃と同額に達していた場合には交通ポイントから運賃が差し引かれる。

 なお、AkiCA導入に伴い各種回数券や紙式の1日乗り放題乗車券は3月25日をもって販売を終了する。

 カードは無記名式のほか、一般用、小児用、障害者用の各記名式も発行。発売額は1000円(チャージ500円/デポジット500円)で、秋田中央交通の営業所や各窓口などで3月26日から販売する。

秋田中央交通独自サービスとして提供する1日乗車券
AkiCA取り扱い窓口