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Suica相互利用が可能な山形県地域連携ICカード「cherica(チェリカ)」5月14日サービス開始

2022年1月24日 発表

山交バスと庄内交通が発行する地域連携ICカード「cherica(チェリカ)」のサービス開始日が5月14日に決定

 山交バスと庄内交通は1月24日、地域連携ICカード「cherica(チェリカ)」のサービス開始日を5月14日に決定し、そのサービス内容を発表した。

 chericaはSuicaエリアとSuicaと相互利用を行なっているエリアで利用可能なSuicaサービスを1枚で利用できる2in1カードで、2022年春にサービスを開始するとしていたもの。山形県では山交バスが「yamako cherica」と庄内交通が「shoko cherica」を発行し、全県域同時導入する。

 利用できるバス路線は、山形市コミュニティバス東部および西部循環線(ベニちゃんバス)、山形駅~おいしい山形空港間で運行する「山形空港シャトル」、米沢市民バス、予約が必要な長距離バスを除く山交バスならびに庄内交通が運行する路線バス。

 なお、異なる発行ICカードでも対象バス路線すべてを利用できるが、後述のポイントサービスなどの発行事業者独自サービスの相互利用はできない。また、仙台の「icsca」エリアにおいてchericaの利用は可能だが、仙台交通局が発行するicscaを山形県のバス路線で使用することはできない。

対象バス路線

 カードは無記名式と記名式の2種類を発行。記名式は紛失時などに再発行が可能。山交バスと庄内交通の販売窓口でカードの販売、チャージ、定期券発行を行なう。なお、購入時にデポジット(預かり金)500円が必要で、チャージは各社のcherica取り扱い窓口で1000円単位で行なえる(山形空港シャトルを除き、バス車内でのチャージも可能)。

 利用運賃に応じた交通ポイントサービスも実施。発行事業者が運行するバス路線を利用した際の運賃の3%と、累計利用金額(運賃)5000円ごとに350ポイントを付与し、ポイントが利用運賃と同額に達していた場合に自動的にポイントから運賃が差し引かれる。

 サービス開始日の5月14日から9月30日までは、サービス開始に伴うキャンペーンとして利用運賃の10%をポイントとして付与。ただし、累計利用金額ごとのポイントは付与しない。

yamako cherica取り扱い窓口
shoko cherica取り扱い窓口
交通ポイントサービス