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横浜環状3号線、国道16号~国道1号が2022年春に一部開通。国道1号/下り線と接続

横浜市が2022年度予算概要を発表

2022年2月3日 発表

横浜環状3号線の国道16号~国道1号/下り線間が2022年春に開通

 横浜市は2月3日、2022年度の予算概要を発表した。そのうち道路局の予算額は828億3394万円(2021年度2月補正予算の一部を含む)で、道路ネットワークの整備のほか、防災対策、維持管理、街づくりなどの事業を推進する。

 そのなかで、環状3号線の整備状況について、2022年春に国道16号~国道1号間を一部開通することを明らかにしている。環状3号線の国道16号~国道1号間については、栄区長沼町~戸塚区汲沢町(国道1号接続部)間の事業が進められており、これまでに、栄区長沼町~日之出橋交差点間が供用されている。

 日之出橋交差点~国道1号/下り線の本線とランプは、戸塚地区・南戸塚地区の整備として2022年度を期限に事業が進められており、この延長1.02kmが2022年春に開通。国道1号の下り線側のみとはなるが、国道16号と国道1号が環状3号線でつながることになる。

 国道1号/上り線側は2026年度を期限とする汲沢地区の事業として推進されており、引き続き整備が進められる。

環状3号線の開通について

 環状3号線は、2022年度予算でも105億3074円が計上されている圏央道(首都圏中央連絡自動車道)横浜環状南線・横浜湘南道路の整備事業とも関連しており、2025年度開通を目指す横浜環状南線の終点部である戸塚ICの至近に環状3号線を接続。戸塚区から周辺へのアクセスを向上することで、横浜環状南線の利便性をより高めることにもつながることになる。

 このほか、都市計画道路の整備として33か所の道路整備や、事業化に向けた測量・設計に104億3877万円、国道整備に17億5378億円、相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業に6億3200万円、歩道設置や交差点改良などの道路改良事業に21億796万円、深谷通信所跡地利用関連で環状3号線/4号線への連絡道路の都市計画決定に向けた検討に2000万円などが計上されている。

圏央道 横浜環状南線・横浜湘南道路の整備について
一般道の整備について
相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業について
道路改良事業について
深谷通信所跡地利用関連道路計画検討について