AIR DOのロコンジェット、機内を公開。きつねポケモンが北海道旅を盛り上げる非対称の特別塗装機！

AIR DOが特別塗装機「ロコンジェット北海道」を公開

　AIR DOは11月29日、ポケモンのキャラクターを使った特別塗装機「ロコンジェット北海道」を羽田空港で公開した。

　同社と北海道、同社と株式会社ポケモンがそれぞれ包括連携協定を締結していることから実現した取り組みで、北海道の観光振興のさらなる活性化を狙ったもの（関連記事「AIR DO×ポケモンのロコンジェット北海道、デザイン公開。『1000年生きるキュウコンのように長期に魅力を発信』」）。

　ボーイング 767-300ER型機（登録記号：JA607A）の機体は、右側面にきつねポケモンの「ロコン」、左側面に同じくきつねポケモンの「アローラロコン」を描いており、それぞれイエローとブルーという、AIR DOのコーポレートカラーを用いた非対称のデザインになっている。

　また、機内でもヘッドレストカバー（3種）やドリンクサービスの紙コップが特別仕様になっており、サービスを行なうCAのエプロンもロコンジェット専用。機内では希望者にポストカードやステッカーを配布する。

　初便は12月1日で、新千歳12時20分発のADO20便。就航期間は約5年間を予定している。

非対称なデザインの「ロコンジェット北海道」。機体の右側面に「ロコン」、左側面に「アローラロコン」を描いている

機内の様子

ヘッドレストカバーのデザインは3種

ロコンのポケモンずかん番号「37」列だけ、全席ロコン＆アローラロコンのデザイン

3種のヘッドレストカバー

裏面も楽しめるデザイン

モデルプレーンとぬいぐるみ

このぬいぐるみも特別塗装機のどこかに搭乗するとのこと

ドリンクサービスの専用紙コップ

ドリンクサービスのエプロンもロコンジェット専用のもの

　2020年末にポケモンの提案で始まった本プロジェクトについて、担当役員である取締役 安廣孝史氏は、コロナ禍で打撃を受けつつも、北海道の観光振興に寄与したいというAIR DOの希望もあり、ポケモンと北海道庁の協力を得て進めてきたと説明する。

　機体に描いたきつねポケモン「ロコン」「アローラロコン」は、北海道を道内外にPRする「北海道だいすき発見隊」に任命されていることから選ばれており、特別塗装機のデザインはポケモンが担当。11月中旬に沖縄の整備会社MRO Japanで塗装を開始、完成した機体は公開前日の11月28日に那覇を出発し、羽田空港へ到着している。

株式会社AIRDO 取締役 安廣孝史氏