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国道33号「高知西バイパス」、12月4日全線開通。“仁淀ブルー”や映画「竜とそばかすの姫」舞台などへのアクセス向上

2021年11月10日 発表

国道33号「高知西バイパス」が12月4日16時に全線開通

 国土交通省 四国地方整備局 土佐国道事務所は11月10日、国道33号 高知西バイパス 鎌田IC(インターチェンジ)~波川間、延長1.5kmを12月4日16時に開通することを発表した。

 高知西バイパスは、高知市~松山市間で計画されている高知松山自動車道の起点となる区間で、2016年までに高知市内の約8.3kmが開通済み。今回の約1.5km開通により、高知西バイパスとして整備が進められた延長約9.8kmが全線開通することになる。

 開通済み区間においては、高知西バイパスへの交通転換により近隣交差点の渋滞が大幅に緩和。国道33号の混雑解消に寄与しており、今回開通区間においては、朝夕を中心に混雑する波川交差点の渋滞緩和や、交通事故減少などの整備効果が見込まれている。

 また、映画「竜とそばかすの姫」の舞台として話題となった「浅尾沈下橋」をはじめ、「仁淀ブルー」で知られる仁淀川流域などの観光地へのアクセスが向上。2月に開通した高知南国道路との相乗効果により、高知龍馬空港や高知新港からの広域観光ルートが形成され、周辺の観光振興につながることにも期待されている。

高知西バイパスの概要
開通区間の状況
開通による観光振興
開通効果