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草食動物のうんちを使った着火剤「アニマル・ライター」にキリン登場

2021年10月15日 発売

草食動物のうんちを使った着火剤「アニマル・ライター」にキリンが登場した

 フロントビジョンのアウトドアブランド「MAAGZ(マーグズ)」は、キリンの糞を使った着火剤「ANIMAL LIGHTER(アニマル・ライター)うんちの着火剤 キリン」を10月15日に発売した。価格はMサイズ10個入りが1210円、Sサイズ7個入りが900円。

 夏に発売した「ウシ」に続く第2弾。インドの乾燥糞燃料から着想を得て、動物の糞を用いた着火剤を展開している。

 使用している糞は、動植物園「長崎バイオパーク」で暮らす動物たちのもの。干し草や野菜を主食とするため、肉食動物に比べて嫌な匂いがしないという。動物ごとに、匂いや色、質感に個性があるのもポイントとなっている。

 火つきをよくするため、粉砕した間伐材も配合した。通常であれば廃棄されてしまう細かな木屑を活用している。

 専用の窯の中で加熱処理し、1つずつ手作りで仕上げる。プレス機で高圧縮をかけてペレット状に成形しているため、サラッとしていてベトつかず、一般的な固形着火剤と同じように使用できる。

動物の糞を主原料として採用
一般的な固形着火剤と同じように使用できる
粉砕した間伐材も配合した