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大阪・天王寺動物園に新施設が3月9日開業。博物館や飲食・物販店など

2021年2月22日 発表

大阪・天王寺動物園に新施設が3月9日オープン

 大阪市は2月22日、天王寺動物園に「TENNOJI ZOO MUSEUM(てんのうじズーミュージアム)」「FooZoo(フーズー)」「GooZoo(グーズー)」などの新施設を3月9日に開業することを発表した。

 利用者の満足度向上を目指したエントランス空間づくりをコンセプトに整備を行なったもので、動物園中央にある白雪姫時計台をはさんで学習棟と休憩棟が東西に広がる施設となる。

 学習棟となる「TENNOJI ZOO MUSEUM」では、アジアゾウ「ユリ子」の全身骨格標本と半身のレプリカ展示や、絶滅の危機にある動物の剥製や解説展示のほか、園所蔵の剥製標本をガラス張りの収蔵庫に配置し、定期的に入れ替えながら展示。定員240名の多目的ホールも備える。

アジアゾウ「ユリ子」の全身骨格標本と半身のレプリカ
動物園所蔵の剥製標本を定期的に入れ替えながら展示
多目的ホール「だいしんワクワクホール(愛称・予定)」

 休憩棟の飲食店舗「FooZoo」では、キリンの柄を模した「キリンドッグ」や、「ディッピンドッツ」のホッキョクグマクレープなどのオリジナルメニューを提供。物販店舗「GooZoo」では、キーウィのぬいぐるみなどのオリジナルグッズを販売する。

FooZooで販売するキリンドッグ(700円)
「ディッピンドッツ」のホッキョクグマクレープ(800円)
GooZooで販売するキーウィミニマスコット(990円)
休憩棟には授乳室も備える