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ANAと豊田自動織機、新開発したコンテナへの手荷物積み付けロボットと無人搬送の実証実験

2020年12月7日 発表

ANAと豊田自動織機は、新開発のコンテナ用手荷物積み付けロボットを使用した受託手荷物の自動搬送実証実験を行なう

 ANA(全日本空輸)と豊田自動織機は12月7日、共同開発した手荷物積み付けロボットによるコンテナへの自動積み付けと、自動運転トーイングトラクターによる無人搬送を接続した実証実験を行なうことを発表した。12月14日~18日に佐賀空港(九州佐賀国際空港)で実施する。

 両社はこれまで、自動運転トーイングトラクターによる搬送や、バルクカートへの手荷物自動積み付けの実証実験などを実施しているが、手荷物ハンドリング工程のなかで最大の課題であったコンテナへの自動積み付けを可能にする、ロボットハンドと独自の積み付けロジックを採用した、国内初の航空機向けコンテナ用手荷物積み付けロボットを開発。

 佐賀空港の貨物上屋に設置したオペレーション実験場と、上屋前の制限区域内専用エリアにおいて、新開発のロボットと自動トーイングトラクターによる無人搬送の接続した実証実験を行ない、安全性やオペレータ視点での使いやすさ、作業効率向上による省力効果などを検証。将来の本格導入に向けた課題の整理と、今後の具体的な開発・業務設計につなげる。

自動運転トーイングトラクター