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ANA、能登・七尾市とコラボしたワーケーション商品発売。「ANAふるさと発見プログラム」第1弾

2020年12月1日 発表

ANAセールスは「ふるさと発見プログラム」第1弾として、石川県七尾市と連携したワーケーション商品を発売した

 ANAセールスは12月1日、新たに開始した「ふるさと発見プログラム」の旅行商品第1弾として、石川県七尾市と連携したワーケーション商品「ANAワーケーション 能登七尾」を発売した。

 ANAHD(ANAホールディングス)は事業構造改革の一環として、ANAセールスを分社化。全国33か所の拠点を持つANAセールスが自治体と連携した地方創生事業会社を立ち上げる計画を示している。その先駆けとして、企業や働き手を地域への誘客をつなげることを目的としたワーケーション商品をトータルでコーディネートする「ふるさと発見プログラム」を開始した。

 今回発売した旅行商品は、石川県七尾市と連携し、働きながら地域の魅力を体感できる「体験プログラム」とワークスペースがセットになったもの。ホテルは和倉温泉の「ホテル海望」「多田屋」を設定。リモートワークに適したレストランの利用や、仕事しやすい机と椅子を備えた部屋を用意する。

 地域の体験プログラムは、漁船に乗って牡蠣の養殖棚を見学後、のと鉄道の能登中島駅ホームで牡蠣を味わう「牡蠣棚見学&牡蠣づくし満喫体験」と、季節野菜の収穫と薪割りを体験後、薪を使って自分だけのオリジナルピザ作りを楽しむ「季節野菜収穫・薪割り・ピザ作り体験」を用意する。

体験プログラムのイメージ

 また、旅先で仕事もできる環境を提供するホテルステイ型のワーケーション商品として、従来発売している北海道、沖縄に続き、九州方面のプランも発売。全10施設のホテルを設定する。

 このほか、全国にフレキシブルオフィスを展開するWeWork Japanと提携し、旅先でコワーキングスペースを活用したワーケーションスタイルのニーズを検証。キャンペーンサイトから申し込むことで、2021年12月26日までANAトラベラーズ商品の購入者にWeWorkのワークスペースが無料利用できるクーポンを配布する。