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函館大沼プリンスホテル、国宝・中空土偶をモチーフにした「土偶あんぱん」

2020年10月12日 発売

函館大沼プリンスホテルが「土偶あんぱん」を販売する

 プリンスホテルは、「函館大沼プリンスホテル」(北海道亀田郡七飯町西大沼温泉)のプリンスパン工房で、10月12日から「土偶あんぱん」を販売する。価格は1個230円。

 北海道唯一の国宝「中空土偶」の顔をモチーフにしたもので、パン生地に全粒粉入りの北海道産小麦を使うことでもちもち感を、中身のあんにクルミと渋皮栗を包んだ小倉餡を使うことで食感と香ばしさを演出した。また、渋皮の付いた栗で土偶の口を表現している。

 モチーフの中空土偶は1975年に発見されたもので、約3500年前の縄文時代後期の作と推定。頭部から脚先まで精巧な装飾を施しており、1979年に重要文化財、2007年に国宝に指定された。

国宝「中空土偶」