Visa、日本で初めて公共交通機関の車内にタッチ決済を導入。茨城交通の高速バスで利用可能に

Visaは、日本で初めて公共交通機関の車内にタッチ決済を導入する

　三井住友カードとVisa（ビザ・ワールドワイド・ジャパン）は、次世代決済プラットフォーム「stera」を活用し、公共交通機関への決済ソリューションを提供する。

　第1弾として、7月29日から茨城交通が運行する勝田・東海～東京線の高速バスでVisaのタッチ決済の取り扱いを開始する。同サービスは、乗車時にVisaのタッチ決済に対応したカード（クレジット、デビット、プリペイド）、スマートフォンまたはウエアラブルデバイスを車内に搭載されたタブレットにかざすだけで即座に料金の支払いが完了するというもの。

　スマートフォンとウエアラブルデバイスでは、PayPay、Alipay、LINE Pay、楽天ペイに対応しており、QRコードで決済を行なう。勝田・東海～東京線ではキャッシュレス決済を行なうと運賃が割引になる。

　公共交通機関でのVisaのタッチ決済の導入は、日本国内の利用者だけでなく、訪日外国人にとっても快適な移動を可能にするという。茨城交通での導入を皮切りに、9月に岩手県北バス 106急行（盛岡～宮古）、10月に福島交通・会津バス 会津若松・福島～仙台空港線でも導入を予定している。