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茨城交通の路線バス約400台にキャッシュレス決済システム導入。2023年末

ICカード「いばっピ」/Visaタッチ/QRコード/MaaSが可能に

2022年8月2日 発表

茨城交通の路線バス全車両に各種キャッシュレス決済システムを導入する

 茨城交通、みちのりホールディングス、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、小田原機器、QUADRACは8月2日、茨城交通が運行する路線バスの全車両(約400台)において新たに、各種キャッシュレス決済システムを導入すると発表した。2023年12月ごろのサービス開始を予定している。

 現在、茨城交通の路線バスではICカード・現金以外の決済手段がなく、ICカードも互換性のない2つのサービス「いばっピ」(旧茨城交通エリア)と「でんてつハイカード」(旧日立電鉄エリア)が併存している状況。そこで今回、全エリアのサービスを「いばっピ」に統一するとともに、新たにVisaのタッチ決済とQRコード決済での運賃支払いを可能にすることで、利便性の向上を図るという。

 また、窓口に行くことなくPCやスマホで各種手続きができる「いばっピ Webサービス」の提供を併せて開始する。有効期限が自動で更新される継続定期券の購入や、オートチャージの新規申し込み・解約、新規定期券の購入予約などの手続きがWeb上で可能となる。

新サービス概要