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ANA、恒例のすずらん贈呈やエール動画などで新型コロナと戦う医療従事者を応援。6月からマイル寄付も募集

2020年5月27日 発表

ANAは各地の赤十字病院へのすずらん贈呈など、医療関係者を支援する取り組みを発表した(写真は2019年の贈呈式)

 ANA(全日本空輸)グループは5月27日、新型コロナウイルスの対応にあたる医療関係者を応援すべく、毎年恒例のすずらんの贈呈や医療従事者へエールを送る動画を公開するとともに、AMC(ANAマイレージクラブ)での寄付マイル募集を開始することを発表した。

 すずらんの花の贈呈は「再び幸せが訪れる」という花言葉を持つすずらんの花を、全国の赤十字病院へ届ける活動で、1956年から開始して2020年で65回目となった。

 2020年は新型コロナ感染拡大防止の観点から各地での贈呈式は行なわないが、北海道千歳市近郊に咲いたすずらんの花と、オリジナルしおりを、全国51か所の赤十字病院と関連施設の患者へ届ける。

 オリジナルしおりは、ANAグループ社員からの公募とパラリンアーティストが描いたデザインを用意。裏面にはANA所属の水泳・瀬戸大也選手からのメッセージを記載した。

ANAグループ社員から公募したしおりのデザイン
裏面に瀬戸大也選手のメッセージを記載
パラリンアーティストによるしおりのデザイン。田村健氏による「Summer moment-夏の一瞬-」
パラリンアーティストによるしおりのデザイン。カミジョウミカ氏による「タイヨウの光がいっぱい」

 また、6月1日10時~31日23時59分の期間に、医療関係者支援のためのマイル寄付も募集する。1マイル1円から寄付を募集し、NPO法人ピースウィンズ・ジャパンを通じて医療機器の購入などに利用される。医療機器などの購入に必要な一定のマイル数に達したと判断した場合は期間内でも募集を締め切るとしている。

 ANAは、医療用ガウンの縫製やフェイスシールドの製作など、グループ全体で医療現場を支援する取り組みを進めており、5月26日には各地の空港スタッフが医療関係者を応援する動画も公開している。

「ANAグループから、医療関係者の方々と、全国で頑張る皆さまへエールを。」