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avatarinとソニーAI、次世代アバターロボット開発で協力

2020年5月11日 発表

ソニーAIとavatarinが次世代遠隔操作ロボットの開発協力で基本合意。日常社会のさまざまな場面の利用を想定している

 ソニーグループのソニーAIとANA(全日本空輸)グループのavatarinは5月11日、次世代のアバター(遠隔操作ロボット)開発に向けて協力することで基本合意したことを発表した。

 ソニーAIのAI技術とロボティクス技術、ソニーグループが有するセンシングやアクチュエータデバイス技術、avatarinが有する遠隔操作ロボットに関する技術やプラットフォーム、検証結果と、それぞれのノウハウを組み合わせ、誰にでも使いやすい次世代の遠隔操作ロボットの技術開発と社会実装に関する検討を行なっていく。

 次世代の遠隔操作ロボットは、安全性やコスト面から自律型ロボットの導入に障壁がある場面や、人が物理的な作業を行なうことが困難な場面での活躍を期待。テレプレゼンス技術とともに、オフィスや店舗、家庭など、日常社会のさまざまな場面での利用が想定されている。

avatarinが開発した普及型コミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」