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新型コロナ軽症者の宿泊療養受け入れホテルが各地で決定。宮城県、東京都、京都府、兵庫県がホテル名公表

2020年4月13~14日 発表

各地の自治体が新型コロナウイルス感染者の軽症患者を受け入れるホテルを決定、ホテル名を公表している。写真は東京都が借り上げる「東京虎ノ門東急REIホテル」

 全国の自治体が募集を進めている新型コロナウイルスに感染した軽症者の宿泊療養を受け入れる民間のホテルが続々と決定し、ホテル名の公表や、患者の受け入れが進んでいる。いずれも一棟単位で自治体が借り上げ、一般の宿泊客は利用できない。

 宮城県は、仙台市青葉区作並の「La楽リゾートホテル・グリーングリーン」を4月11日から一棟借り上げ、4月14日に施設で対応を行なう人に対する研修が行なわれるなどしている。

 東京都は、すでに公表している「東横INN東京駅新大橋前」に続き、東京都港区愛宕の「東京虎ノ門東急REIホテル」(旧称:新橋愛宕山東急REIホテル)を4月15日から借り上げる。

 京都府は、京都市にある地方職員共済組合の宿泊所である「御所西 京都平安ホテル」を4月15日から借り上げるとともに、同日よりさらに宿泊施設募集を開始する。

 兵庫県は、姫路市の「ホテルリブマックス姫路市役所前」を4月13日から借り上げ。ほかの受け入れ先を阪神地域で確保しており、4月中に500室程度を確保する方針を示している。