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西武バス、路線バスの新カラーリングデザインを発表。変更は67年ぶり

2020年4月下旬~5月上旬運行開始

2020年4月9日 発表

2020年4月下旬~5月上旬 運行開始

西武バスは路線バスのカラーリングを新デザインに変更する

 西武バスは、路線バスの新カラーリングデザインを発表した。西武バスが運行する路線バスの現在のカラーリングは1953年に導入したピーコックブルーの笹の葉デザインで、67年ぶりの変更となる。

 新デザインは3月末までに約40両へ導入。運行開始は4月下旬~5月上旬を予定している。

 沿線にゆかりのあるプロダクトデザイナー畠浩之氏(アドウィング所属、元トヨタ自動車)監修のもと、西武バス社員で構成する「西武バスチャレンジプロジェクト」メンバーがデザインを決定した。デザインテーマは「地域と温かく共存し、お客さまを包み込むような衣(クロス)となりたい」。西武池袋線や西武新宿線、東武鉄道、JRなど鉄道による横の糸と、バス路線の縦の糸が重なり、交わり、編み上げられていく交通網(物語)を「クロスデザイン(cross:交差、cloth:布・衣」として表現しているという。

 新デザインの愛称は「S-tory(エストリー)」。「safety(安全)」「smile(笑顔)」「service(奉仕)」「synergy(相乗効果)」といったキーワードや、西武グループを連想させるような「S」を頭文字とし、鉄道とバスの路線を「織る(ory)」という意味を込めたとのこと。