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全室温泉付きの「ホテル インディゴ 箱根・強羅」2019年開業。インターコンチネンタル ホテルズグループの日本初進出ブランド

2017年11月22日 発表

2019年 開業予定

「ホテル インディゴ 箱根・強羅」が2019年に開業する

 IHG(インターコンチネンタル ホテルズグループ)は11月22日、日本初進出ブランドとなる「ホテル インディゴ 箱根・強羅」を2019年に開業すると発表。

 同日、IHGの日本国内運営会社であるIHG・ANA・ホテルズグループジャパンが都内で発表会を開き、ブランドやホテルの概要について説明した。

「ホテル インディゴ 箱根・強羅」概要

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町木賀
アクセス:箱根登山鉄道 強羅駅から徒歩10分、箱根登山バス 宮城野橋バス停から徒歩2分
開業時期:2019年予定
客室数:約100室(全室温泉風呂付き)
館内施設:レストラン、バー、温泉、スパトリートメント施設、ヘルスクラブなど

「ホテル インディゴ 箱根・強羅」の完成イメージ(画像提供:IHG・ANA・ホテルズグループジャパン)

 説明会ではIHG・ANA・ホテルズグループジャパン CEOのハンス・ハイリガーズ氏が、会場として原宿(渋谷区神宮前)にあるカフェ「THE ROASTERY by NOZY COFFEE」を選んだのは、「インディゴ」というブランドが持つフレンドリーさを表わしているからだと話し、ブランドについて説明した。

「インディゴ」ブランドは現在世界に80軒を展開し、83の進行中のプロジェクトがあるという。IHGのブランドのなかでは、「Full Service」と「Limited Service」の中間、「Luxuary」クラスの「インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ」「キンプトンホテルズ&レストラングループ」に続く「Upper Up Scale」に当てはまる。

IHG・ANA・ホテルズグループジャパン CEO ハンス・ハイリガーズ氏
「インディゴ」ブランドは現在世界に80軒を展開し、83の進行中のプロジェクトがある
IHGのブランドのなかでは、「Full Service」と「Limited Service」の中間、「Luxuary」クラスの「インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ」「キンプトンホテルズ&レストラングループ」に続く「Upper Up Scale」に当てはまる

「インディゴ」には「ネイバーフッドストーリー」というコンセプトがあり、世界中のホテルそれぞれが、立地する地域の文化、特徴から抽出されたエッセンスをホテルのデザインやアートワーク、レストランのメニューなどに反映し、独自性を持ち「1つも同じホテルは存在しない」という。「ユニークなブティックホテルとして、親しみやすい魅力的な雰囲気と個人の希望に添ったサービス」を提供するブランドだと紹介した。

「インディゴ」ブランドのホテルは地域性を反映し「1つも同じホテルは存在しない」という

「ホテル インディゴ 箱根・強羅」については、公開できるものは建物外観の1点のみだが、「温泉地『強羅』の100年の歴史の称賛」「箱根の豊かな源泉と穏やかな川の流」「文化と自然が融合した町のストーリー」などがキーテーマになるという。

 箱根登山鉄道 強羅駅から徒歩10分、箱根登山バス 宮城野橋バス停から徒歩2分という立地に約100室規模で展開。すべての客室に温泉が出る浴室を備え、そのうち約80室にはバルコニーに露天風呂を用意する。

 大和ハウス工業がデベロッパとして開発を、宿泊施設などを経営するGHSがIHG・ANA・ホテルズグループジャパンと運営を担う。宿泊料金については、世界で展開するインディゴブランドのホテルに近い2万5000円から3万円付近になるのではとのこと。

 ハンス・ハイリガーズCEOは、「インディゴブランドは日本で必ず成功するブランドになっていくと思います。日本のあらゆるデスティネーションに展開して、多くの旅行者を助けるブランドでありたいと思います」と意欲を見せた。