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国交省、神戸市への北神急行電鉄の事業譲渡を認可。6月からの一体運行で北神線の運賃低減

2020年3月4日 認可

国土交通大臣は北神急行電鉄 北神線の神戸市への事業譲渡を認可した

 国土交通省は、北神急行電鉄 北神線の神戸市への鉄道事業譲渡譲受について、国土交通大臣が3月4日付けで認可したことを発表した。

 2018年12月に、阪急電鉄と神戸市との間で北神急行電鉄の事業を神戸市交通局が引き受ける交渉を開始したもので、すでに相互直通運行している両者を神戸市交通局が一体的に運行することで運賃の低減や利便性向上、神戸市北部の魅力向上、神戸三宮の活性化につながることが期待されている。

 今回の事業譲渡譲受の認可により、北神線 谷上駅~新神戸駅間を神戸市が譲り受け、6月1日から神戸市営地下鉄と一体的に運行。北神線の運賃水準は神戸市営地下鉄と同水準となり、新神戸駅~谷上駅間は現行の370円から280円、三宮駅~谷上駅間は現行の550円から280円へと引き下げられる予定となっている。