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JR東日本、外房線 上総一ノ宮駅を6月末リニューアル。オリンピック・サーフィン会場の玄関口

2020年1月31日 発表

JR東日本は東京2020オリンピックに向けて外房線 上総一ノ宮駅をリニューアルする

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は1月31日、外房線 上総一ノ宮駅をリニューアルすることを発表した。6月末の完成を予定している。

 東京2020オリンピック大会では、一宮町の釣ヶ崎海岸サーフィンビーチがサーフィンの会場として使用されることになっており、上総一ノ宮駅は快速列車、特急列車の停車駅としてその玄関口の役割を担うことになる。

 このため、地元の一宮町と一部共同してリニューアル工事を実施。海・サーフィンをモチーフとしたベンチによる親しみやすさと、駅の場所のイメージを直接伝えるホーム待合室を整備することを発表している。また、一宮町が東口に請願改札口を整備。Suica専用自動改札機を2通路、エレベータを1基設置する。

 今回発表されたのは老朽化した駅舎のリニューアルで、安全性、快適性の向上を図る。外観は街並みに合わせた色合いとし、海の原風景である水平線のように、広場に対して水平な軒とするほか、夜間には内部の光が漏れ、灯台のような街のシンボルとなるデザインにする。

 駅舎内は、木材を使用するなど暖かさや親しみを感じる待合スペース目指し、駅前広場に面する場所に開放的なベンチスペースを設置。さらに、旅客トイレを和便器から洋便器へ取り替え、幅広い世代に使いやすいトイレにする。

上総一ノ宮駅の整備概要
駅舎のリニューアル内容
ホーム待合室と東口請願改札口