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JR北海道、「北海道ボールパーク(仮称)」隣接の新駅を始発列車対応に。2020年9月ごろから北広島駅の改修に着手
2019年12月12日 11:00
- 2019年12月11日 発表
JR北海道(北海道旅客鉄道)は12月11日、北海道日本ハムファイターズの新球場として、北海道北広島市に2023年3月の開業が予定されている「北海道ボールパーク(仮称)」に隣接する新駅について、その検討状況を発表した。
北海道ボールパーク(仮称)にアクセスする駅としては、当面、北広島駅を利用することが想定されており、徒歩またはシャトルバスによるピストン輸送で対応。北海道ボールパーク(仮称)開業に向け、2020年9月ごろから下りホーム延伸や、自動改札機の移設/増設、駅レイアウトの変更、エレベータ改札口の新設といった改修を行なう。
新駅については、ナイター終了後など一時的に利用者が集中した場合でも安全に利用できる設備を整えるほか、快速エアポート通過にも安全な構内配線とする。また、新駅の始発列車が可能なよう引き上げ線も用意する。
北海道ボールパーク(仮称)へ徒歩でアクセスできる距離で、スムーズな移動ルートを確保するとしている。
工期は約7年で、仮に2020年度中に意志決定して2021年度に着手した場合、2027年度末の開業となる。また、ほかの案件との調整により工期が延びる可能性があるとしている。