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JR北海道、快速「エアポート」を毎時5本化。特別快速「エアポート」も設定。2020年春予定の新千歳空港アクセス輸送強化策発表

2019年9月11日 発表

2020年春 実施予定

JR北海道は新千歳空港アクセスの輸送増強に関する具体策を発表した

 JR北海道(北海道旅客鉄道)は9月11日、新千歳空港アクセス輸送増強の具体策を発表した。エアポート車両の新製増備や信号機などの地上設備増強を行ない、2020年春に快速「エアポート」増発を実施する。

 輸送増強の具体策として、現在毎時4本で設定している快速「エアポート」を毎時5本化。116本から148本へと32本増発することで、輸送力を3割増強。

 さらに、空港アクセスと沿線利用の棲み分けを図るため、増発する快速「エアポート」のうち朝通勤時間帯と夜間帯に、新札幌駅と南千歳駅のみ停車する速達タイプの特別快速「エアポート」を設定。札幌駅~新千歳空港駅間を最速37分から33分に短縮する。設定本数は朝通勤時間帯に上り(新千歳空港行き)2本、下り(札幌行き)2本で、上りの1本は新千歳空港8時発羽田行きに間に合うよう運行する。

 このほか、札幌駅を6時前に出発し、新千歳空港駅に6時30分ごろ到着する早朝「エアポート」を新設する。