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JR北海道など、白老駅周辺の新施設を3月14日から順次供用開始。4月24日の民族共生象徴空間「ウポポイ」開園に向け

2020年1月21日 発表

北海道と白老町、JR北海道で整備をしてきた白老駅周辺の新施設を3月14日から供用開始

 北海道と白老町、JR北海道(北海道旅客鉄道)は1月21日、4月24日開園予定の民族共生象徴空間「ウポポイ」の来場者受け入れに向けた白老駅周辺の整備事業について、新施設の全面および一部を3月14日に供用開始する。

 白老駅周辺で整備された施設は下記のとおり。白老駅からウポポイへのアクセス向上のために設置される乗換跨線橋と自由通路の臨時改札は4月24日の供用開始を予定しているほか、観光案内ブースは4月に供用を開始する予定。

 4月24日に開園するウポポイは、「国立アイヌ民族博物館」、アイヌ文化を体験できる「国立民族共生公園」、アイヌの尊厳ある「慰霊施設」から成る施設で、衣食住や舞踊、工芸などアイヌ文化のさまざまな側面を体験できる展示やプログラムが予定されている。ウポポイの名称はアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味する言葉で、全国投票により決定した。

ウポポイのWebサイトより