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ANA、成田空港で自動追従電動車いすの実証実験。2020年以降の導入を目指す

2019年10月9日~11月28日 実施

2019年5月の実証実験の様子(ANA提供)

 ANA(全日本空輸)は、10月9日~11月28日にかけて、前の車いすを自動的に追いかける自動追従電動車いすの試乗や実用化を想定した実証実験を成田空港内で実施する。

 自動追従電動車いすは、前を進む車いすにコンピューター制御で自動追従する電動車いす。複数のセンサーで隊列の間を横切る人や障害物を検知できる。

 今回の実証実験では、国際線の乗り継ぎで試験導入し、利用者に乗り心地を確認してもらうとともに、係員の操作性などを検証する。本格運用は2020年以降となる見込み。

 成田空港では1日約300台の車いすが乗り継ぎに使用されており、同社ではパーソナルモビリティを活用することで乗り継ぎ客の負担軽減やサービスの向上を目指すとしている。