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京都市立清水小学校をホテルに改装。プリンスホテル、「ザ・ホテル青龍 京都清水」2020年3月開業
体育館はレストランに
2019年9月10日 10:39
- 2020年3月 開業予定
プリンスホテルは都内にある品川プリンスホテルで説明会を開き(関連記事「「The Prince Akatoki London(ザ・プリンス アカトキ ロンドン)」9月16日開業。「日本のプリンスホテルから、世界のプリンスホテルへ」と小山社長」)、京都市東山区で開発を進める元京都市立清水小学校跡地活用計画ホテル事業について説明した。
登壇したプリンスホテル 事業戦略部 ジェネラルマネジャーの広瀬康則氏は、本事業においてホテル名が「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu(ザ・ホテル青龍 京都清水)」となったことを発表し、現段階での概要を紹介した。
事業主はNTT都市開発で、経営はUDホスピタリティマネジメント、運営はプリンスホテルが担当する。
「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu(ザ・ホテル青龍 京都清水)」概要
開業日: 2020年3月予定
所在地: 京都市東山区清水2丁目/4丁目
アクセス: 京都駅からタクシーで約10分、市営バスで約15分・清水道バス停から徒歩約5分/五条坂バス停から徒歩約10分、京阪電車 清水五条駅から徒歩約20分
建物: 地上4階
客室数: 48室
[ツイン]18室
[キング]30室
付帯施設: レストラン、ゲストらウンし、フィット音史ジム、プライベートバスなど
Webサイト: The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu(ザ・ホテル青龍 京都清水)
約86年前に建てられた「旧清水小学校」を活かした再開発計画で、客室数48室、レストラン、プライベートバス、フィットネスジムなどを有するホテルとして生まれ変わる。ホテルの名称は、悠久の歴史を重ね世界でも有数な観光地である「京都清水」と、この土地で古来より東山の護り神として信じられてきた「青龍」の2つの要素をかけ合わせ、地域性と歴史的価値のある小学校の校舎の特徴を活かした、ここにしかないホテルを世界へ発信していくべく命名したという。
客室は既存の建物を改修した34室、増築部に14室という構成で、既存校舎の意匠・歴史的価値を継承していく。かつて体育館だった建物は、天井の高さを活かした開放的な42席のレストランとし、多数の書物に囲まれたインテリアを配したデザインとなる。