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スカイマーク、2代目「タカガールジェット」を公開。4月11日~2020年4月まで運航

2019年4月10日 公開

2019年4月11日~2020年4月ごろ 運航

スカイマークは特別デザイン機「タカガールジェット」を公開した。4月11日からスカイマークが運航する路線に就航する

 スカイマークは4月10日、プロ野球球団・福岡ソフトバンクホークスとコラボレーションした特別デザイン機の2代目「タカガールジェット」を就航するのに先がけ、羽田空港にあるスカイマーク格納庫において「タカガールジェットお披露目会」を実施した。

 タカガールジェットには、ボーイング 737-800型機(登録記号:JA73NU)を使用。4月11日から2020年4月ごろまで、スカイマークの全路線で運航する。

「タカガール」はスカイマークがオフィシャルスポンサー契約を締結している福岡ソフトバンクホークスを応援する女性の総称。タカガールジェットでは、2019年度タカガールユニフォームの「Flare(フレア:キラキラした女性の輝きを、スポットライトが当たっているかのように表現)」デザインを外観に取り入れ、右側面にはタカガールのロゴを、左側面には福岡ソフトバンクホークスのロゴをあしらっている。

 また、機内ではタカガール仕様の特製ヘッドレストカバーを設置し、CA(客室乗務員)はタカガールユニフォームを着用するなど、福岡ソフトバンクホークスやタカガールにちなんだ演出を施している。

羽田空港のスカイマーク格納庫で公開した「タカガールジェット」(ボーイング 737-800型機)
機体左側面のデザイン
スポットライトが当たっているようなイメージのデザイン
エンジンカウルにもロゴが入る
機体右側面のデザイン
タカガールのマークが見える
エンジンカウルにも同じマークが入る

 これらの機体ラッピングに加えて、機内ではシートにタカガール仕様の特製ヘッドレストカバーを設置。CAが機内サービスなどの際にはタカガールのユニフォームを着用するほか、ボーディングミュージックには福岡ソフトバンクホークスの応援歌が流される。

前方ドアの横にもタカガールのマークが入る
タカガールジェットの機内。搭乗・降機時には福岡ソフトバンクホークスの応援歌が流れる
タカガール仕様の特製ヘッドレストカバー
CA(客室乗務員)は機内サービスなどではタカガールのユニフォームを着用する(機内の状況に合わせて異なる場合がある)

 タカガールジェットでは、機内販売でタカガールキーホルダー(500円)とタカガールジェットの模型(5000円)を販売する。なお、これら商品はスカイマークの「公式オンラインショップ」でも5月から発売予定とのこと。タカガールジェットの運航予定は各便とも運航の前日にスカイマークのWebサイトの特設ページで告知する予定だ。

タカガールジェットの機内販売限定オリジナルのタカガールキーホルダー(500円)
裏のデザイン。5月からスカイマークの公式オンラインショップで発売予定
「タカガールジェット」の1/130の模型(5000円)
スカイマーク 代表取締役会長 佐山展生氏

 お披露目会ではスカイマーク 代表取締役会長の佐山展生氏が、「スカイマークではまず『安全』そして『定時運航』をとくに心がけていますが、それに加えて『単に移動するだけではなく面白くなければいけない』と思っています。

 そこで常に何かひと工夫ができないかと考えています。そんななか2016年の4月に『タイガースジェット』を運航いたしました。その後、初代のタカガールジェットも運航しましたが、本日、2代目のタカガールジェットを皆さまにお披露目できることになりました」とあいさつした。

ゴールデンウイークにはサイパンまでチャーター便を運航し、夏には定期便を就航することも語られた

 続けて「スカイマークはこれまで日本国内のみを飛んでいましたが、3月22日から9日間、サイパンにチャーター便を運航いたしました。おかげさまでほぼ連日満席ということでした。

 このあとはゴールデンウイークにも就航いたしますし、夏には定期便の就航を予定しています。なお、これは会社の決定事項ではありませんが欧米にも飛ばすべきだと思っています」と今後の意気込みも語られた。

スカイマークに入社した283名の新入社員のうち約100名がお披露目会に参加。機体と記念撮影した
撮影終了後、佐山会長もスマートフォンで機体の撮影をしていた
タカガールジェットの第1便は4月11日のSKY008便となる
4月22日に東京ドームで行なうオリックス戦では、東京で初となる女性ファン向け恒例イベント「タカガールデイ」が開催される。この試合では、大型ビジョンでスカイマークのCMが放映予定