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スカイマーク、「スラムダンク」「リアル」の井上雄彦氏がイラストを描いた特別塗装機「B.LEAGUE JET」を公開

鈴木雅暢

2019年3月6日 14:43

2019年3月4日公開

スカイマークは特別塗装機「B.LEAGUE JET」を羽田空港の格納庫で公開した

　B.LEAGUE（ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ）とスカイマークは3月4日、スカイマークの羽田格納庫において記者発表会を開催。B.LEAGUEを盛り上げる「B.FES 2019春」の開催概要を発表するとともに、B.LEAGUEを応援する特別塗装機「B.LEAGUE JET」のお披露目会を行なった。

　発表会ではB.LEAGUE チェアマンの大河正明氏が登壇し、「B.FES 2019春」の開催概要を紹介した。これは3月8日から4月10日にかけて開催されるB.LEAGUEの企画イベントだ。

　2019年は新しい環境でもバスケットボールをプレーしたり観戦したりしてもらえるよう「バスケに、卒業はない。」をテーマに、参加クラブで統一した企画を各地で行なう。

　具体的には、「SLAM DUNK（スラムダンク）」「リアル」などの作者・井上雄彦氏が描いたイラスト入りオリジナルTシャツ付きチケットを各クラブが販売するほか、同氏のイラスト入りオリジナルグッズの販売、ファン投票で今年最も活躍したマスコットを決定する「MASCOT OF THE YEAR 2018-19」、ファンのSNS投稿を募り、投稿者に抽選で選手からの応援メッセージが届く「届けてぽすくま」などを実施する。

B.LEAGUE チェアマン大河正明氏

「B.FES アンバサダー」に就任した日本郵便のキャラクター「ぽすくま」も来場した

B.FES 2019春では、B.LEAGUE、日本のバスケットシーンを盛り上げるため、期間限定のオリジナルグッズの販売や、SNS企画などが行なわれる

記者発表会前のオープニングアクトでは、フリースタイルバスケットボールチーム「NINJA SKILL BALLERZ」が華麗なパフォーマンスで会場を盛り上げた

井上雄彦氏のイラストをラッピングしたB.LEAGUE JET

　続いてスカイマーク代表取締役会長の佐山展生氏が登壇し、B.LEAGUEを応援する特別仕様機「B.LEAGUE JET」（ボーイング 737-800型機、登録記号：JA73NY）をお披露目し、企画の経緯を紹介した。

　佐山展生会長は、2015年の新体制後の同社が「安全第一」「定時運航」をテーマに取り組んできて、2017年に定時運航日本一を達成したことを改めてアピール。「足場を固めたあとは、いろんな面白いことをやっていこう」と就航地の活性化と発展に貢献しようとさまざまな企画に取り組んできたことを紹介。大河チェアマンとは2017年に出会い、同じ京都の洛星中学校出身である縁もあってB.LEAGUEとの連携が実現し、今回の「B.LEAGUE JET」へとつながったという。

　B.LEAGUE JETは、機体側面に井上雄彦氏の繊細で迫力あるイラストをデザイン。機内では、シートにB.LEAGUEオリジナルデザインのヘッドレストカバーを採用。ボーディングミュージックにB.LEAGUEのテーマソングを流し、CA（客室乗務員）はB.LEAGUEのユニフォームをモチーフにしたオリジナルシャツを着用する。さらに井上雄彦氏のイラスト入りのキータグやモデルプレーンなど、オリジナルグッズの販売も行なわれる。B.LEAGUE JETは3月5日から2020年9月ごろまで、スカイマークの全路線での運航を予定している。

B.LEAGUE JETを紹介したスカイマーク株式会社代表取締役会長佐山展生氏（左）。「皆さんに愛されるB.LEAGUEのように、スカイマークもついていきたい」と話した

B.LEAGUE JETは、機体側面に井上雄彦氏の繊細で迫力あるイラストをデザイン。機内では、シートにB.LEAGUEオリジナルデザインのヘッドレストカバーを採用している