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ブッキング・ドットコム、日本法人設立10周年。アルコ&ピースが関根麻里に旅行デートのプレゼン対決
2019年4月10日 17:25
- 2019年4月10日 実施
ブッキング・ドットコムは4月10日、日本法人(ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社)の設立10周年を記念する発表会を行なった。
冒頭、日本代表でオセアニア・北アジア統括ディレクター アダム・ブラウンステイン氏は、「日本における成長にはロイヤルな顧客と宿泊施設の協力なくしてはなかった。この10年で旅の変化を目の当たりにしてきたが、旅行者はよりパーソナライズされた旅を求めるようになり、日本ではインバウンドが爆発的に増えている。ブッキング・ドットコムは旅行者と宿泊施設をつなげるだけでなく、もっと細やかなサービスを展開していく」とあいさつ。
続いて、西日本地区統括部長 高木浩子氏が日本法人10年間の歩みを紹介した。2009年に渋谷でオフィスを構えたときには2人だけだったスタッフが今は約300人まで増えており、オフィスも東京(表参道、大崎)、大阪、福岡、札幌、那覇の6拠点を展開。高木氏入社時は数百件だった国内の宿泊施設掲載数は現在94万件超まで増え、ホテル、旅館はもちろん、カプセルホテルやビジネスホテル、ロッジ、町屋、ホステル、さらにはフェリーまで、さまざまな形態を網羅していると紹介した。また、いわゆるバケーションレンタル(民泊)の国内施設掲載数は約4万6000室で、急成長しているという。
東日本地区統括部長 山上洋平氏は、パートナーとの事例としてプリンスホテル 専務執行役員 武井久昌氏を招いたパネルディスカッションを展開。
武井氏は、施設をブッキング・ドットコムに掲載するようになってから「平日でも間際に予約が入ってくる。海外を含む幅広い層に利用してもらえるようになった」と変化を紹介し、自身のプライベートな旅行では最初の宿泊地しか予約せず、あとは現地で地図を見ながらブッキング・ドットコムで宿を決めるようになったとして、この10年ほどの旅のスタイルに変化に言及。
一方、利用者を受け入れるホテル側としては、宿泊後のフィードバックが特に重要で、評価が9.0を超えるように努力していると具体的な数値を挙げた。旅行者は今までより体験型の指向になってきており、「より細かな情報を提供、要望に応じられるかが大事になってきた」という。
その後、ステージにはタレントの関根麻里さんが登壇。海外留学経験、国際結婚経験などを踏まえてコメントし、旅行会社のカウンターなどに足を運ぶのではなく、自分の好きな時間に宿を探せるのがよいとOTAのメリットを挙げ、自身は子供ができて旅行のスタイルが変わり、「とにかく娘が第一。娘が喜んでくれるところを選ぶようになった。気になるのは小さな子供にも対応しているかどうか」と話す。「今3歳なので、今後はアスレチックのような一緒に体を動かせる場所が近くにあったりするといい」と希望を述べた。
最後に、お笑い芸人のアルコ&ピースの2人が登壇し、「関根さんを連れて国内デート旅行するなら」というテーマでプレゼン対決。伊豆の高級老舗旅館をお勧めする平子さんと沖縄の1棟貸しコテージを挙げた酒井さんに対して、関根さんは「家族を連れて行きたい」と酒井さんに軍配を上げた。