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ジェットスターの初便が下地島空港に到着! 青空に祝福の放水アーチがかかる

2019年3月30日 就航

ジェットスター・ジャパンの初便が下地島空港に到着。24年ぶりの定期旅客便が就航した

 3月30日、下地島空港(沖縄県宮古島市)に新たな旅客ターミナル「みやこ下地島空港ターミナル」が開業した。

 これに合わせてジェットスター・ジャパンが成田国際空港~宮古・下地島空港線の就航を開始した。同空港への定期旅客便は1994年7月以来、実に24年ぶりとなるもの(関連記事「ジェットスター、成田~宮古・下地島線就航を開業した『みやこ下地島空港ターミナル』でお祝い。『一番乗りで就航でき感無量』と片岡社長」)。

 フライトスケジュールは1日1往復が基本となっており、成田発がGK323便、下地島発がGK324便。どちらも3月31日~4月8日、4月30日~5月6日、7月1日~10月26日は毎日運航、4月12日~4月29日および5月10日~6月16日は月・金・土・日曜、6月17日~6月30日は月・火・木・金・土・日曜の運航となる。

 片道運賃はセールの有無などによっても異なるが、エコノミークラス「Starter」で6990円から。別途支払手数料などが必要となる。

ジェットスター・ジャパンの成田~下地島線(2019年3月31日~)

GK323便: 成田(07時25分)発~下地島(10時25分)着、毎日運航
GK324便: 下地島(11時10分)発~成田(14時05分)着、毎日運航

GK323便: 成田(07時25分)発~下地島(10時25分)着、月・金・土・日運航(4月12日~4月29日、5月10日~6月16日)
GK324便: 下地島(11時10分)発~成田(14時05分)着、月・金・土・日運航(4月12日~4月29日、5月10日~6月16日)

GK323便: 成田(07時25分)発~下地島(10時25分)着、月・火・木・金・土・日運航(6月17日~6月30日)
GK324便: 下地島(11時10分)発~成田(14時05分)着、月・火・木・金・土・日運航(6月17日~6月30日)

 開業日は特別ダイヤとなっており、GK323便が成田(07時05分)発~下地島(10時45分)着、GK324便が下地島(11時30分)発~成田(14時05分)着となっている。

 前日の天気予報では関係者をやきもきさせたものの、一夜明けた下地島空港周辺はパラついた雨も止んで青空がのぞくまずまずの天気。ただし、北からの風が時折強く吹いていることもあり、多くの関係者が望む17エンド側からのアプローチは直前まで不確定な状況となった。実際、滑走路脇に待機する取材陣にも35側からとの情報が関係者から伝えられたが、10時50分過ぎに機影を確認したことにより予定どおりのアプローチで到着した。

 滑走路からランプに入ってきた機体はウォーターアーチによる歓迎を受け、10時57分に2Rスポットにブロックイン。満席の機内から降りた乗客は、真新しい旅客ターミナルへと向かった。

当日の空港は雲量は多めなものの青空がのぞくまずまずの天気
空港内の機材もすべて新しい
路面がまだできあがっていないのか砂煙を上げて消防車が所定の位置へ
放水の準備が完了
GK323便の到着を待つ
遠くに機影を確認
到着を待つ
タッチダウン。残念ながら滑走路レベルからだと海は望めない
気温25℃と初夏並みの陽気なためカゲロウで機体がゆらいでいる
使用機材はJA25JJ。つい先日運航を始めたばかりの新造機だ
リバースをかけ速度を落としていく
真新しい機体が青空に映える
ウォーターアーチの歓迎を受け2Rスポットへ
10時57分にブロックイン
下地島空港にはPBBがないためタラップが用意される