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ANA、ボーイング 787-10型機を4月26日に成田~シンガポール線に投入。2019年冬期には成田~インド・チェンナイ就航
2019年1月23日 15:01
- 2019年1月23日 発表
ANA(全日本空輸)は1月23日、2019年度の航空輸送事業計画を発表した。このなかで、2019年からの導入が予定されていたボーイング 787-10型機を、4月26日に成田~シンガポール線に就航することや、冬期スケジュールで成田~インド・チェンナイ線に就航する計画であることを明らかにしている。
国際線事業では、すでに発表されているとおり9月1日からの成田~オーストラリア・パース線の就航(関連記事「ANA、成田~豪パース線に新規就航。2019年9月1日から毎日運航」)のほか、3月31日からのセントレア(中部)~浦東(上海)線の再開などを発表。
新たに、訪日重点国であるインドのチェンナイへの就航を発表した。インド南部の都市であるチェンナイは、インド第2の規模を持つ港湾を有し、自動車産業を中心とした製造業が集積していることから「インドのデトロイト」とも呼ばれているという。
機材の変更のなかでは、ハワイ路線へのエアバス A380型機の導入に加え、ボーイング 787-10型機への機材変更も明らかにしており、4月26日に成田~シンガポール線(NH801/802便)、7月1日に成田~バンコク線(NH805/806便)に導入することを発表。機材変更に伴い、プレミアムエコノミーサービスの提供をスタートするとしている。
国内線事業では、現在実施している羽田~石垣/那覇/広島線の増便を継続するほか、成田~セントレア線を5月24日から増便し、エアバス A380型機を導入する成田~ホノルル線など成田空港での乗り継ぎ需要取り込みを図る。