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ジェットスター、成田空港初の長崎線就航。初便は放水アーチをくぐり出発

福岡/大分/熊本/宮崎/鹿児島に続く就航で「九州を盛り上げたい」

2018年9月6日 就航

ジェットスター・ジャパンは成田~長崎線を就航した

 ジェットスター・ジャパンは9月6日、成田国際空港~長崎空港線を就航した。ジェットスター・ジャパンにとって国内線の就航地としては13番目、九州路線は成田~福岡/大分/熊本/宮崎/鹿児島の各路線、関空(関西国際空港)~福岡線、セントレア(中部国際空港)~福岡/鹿児島線に続く9路線目となる。成田からの国内線では11路線目にあたり、成田から長崎へ初めて定期便が就航する。

 機材はエアバス A320型機(180席)を使用し、毎日1往復2便を運航。下記のように10月27日までは曜日によってダイヤが異なるが、10月28日からの冬期ダイヤからは午前に成田から長崎へ、午後に長崎から成田へというダイヤになる。運賃はエコノミークラスの「Starter」で片道5990円から。

 成田空港からの初便となるGK645便(10時50分発)の出発前には乗客へプレゼントが配られ、消防車が描く放水アーチを飛行機がくぐり、長崎へ向けて旅立って行った。

ジェットスター・ジャパンの成田~長崎線(2018年9月6日~10月27日)

GK643便:成田(07時55分)発~長崎(09時55分)着、月曜運航
GK643便:成田(08時55分)発~長崎(10時55分)着、金曜運航
GK643便:成田(09時40分)発~長崎(11時45分)着、土・日曜運航
GK645便:成田(10時25分)発~長崎(12時35分)着、水曜運航
GK645便:成田(10時50分)発~長崎(13時00分)着、火・木曜運航

GK642便:長崎(10時40分)発~成田(12時30分)着、月曜運航
GK642便:長崎(11時30分)発~成田(13時20分)着、金曜運航
GK642便:長崎(12時20分)発~成田(14時10分)着、土・日曜運航
GK646便:長崎(13時35分)発~成田(15時25分)着、火・水・木曜運航

ジェットスター・ジャパンの成田~長崎線(2018年10月28日~2019年3月30日)

GK643便:成田(09時00分)発~長崎(11時20分)着、毎日運航
GK646便:長崎(11時55分)発~成田(13時40分)着、毎日運航

 GK645便の出発前にジェットスター・ジャパン 取締役 常務執行役員の藤岡秀多氏が報道陣に向けて、成田~長崎線の狙いなどについて語った。

 ユネスコの世界文化遺産など観光資源が豊富な長崎は「魅力的な就航地」であり、ジェットスターが低価格な運賃で成田と長崎を結ぶことで、首都圏や海外からの観光客流入、長崎県民の首都圏や海外への選択肢増加につなげ、「地域の活性化、経済振興へ微力ながら貢献できれば」と話した。また、ジェットスターにとって長崎は、福岡、大分、熊本、宮崎、鹿児島に続く九州での6か所目の就航地となり、観光客に往路と復路で異なる空港を利用して電車やレンタカーで周遊してもらうことで「九州を盛り上げたい」と期待を寄せた。

ジェットスター・ジャパン株式会社 取締役 常務執行役員 藤岡秀多氏
初便のGK645便を担当したパイロットの渡邉裕之氏は長崎県の出身
GK645便の搭乗開始
ジェットスター・ジャパン 取締役 常務執行役員の藤岡秀多氏、Chief Executive Advisorのニコラス・ローラック氏らが乗客にプレゼントを配った。プレゼントは搭乗証明者やうちわ、てぬぐい、、ラゲッジタグなど
162番スポットに駐機するエアバス A320型機へ乗り込んでいく
放水のアーチをくぐるGK645便
ジェットスターのスタッフがお見送り
ジャンプをしてお見送り
173名の乗客を乗せたGK645便は長崎へ旅立って行った