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ANA、2018年9月に国際線で提供するワインセレクションを一新。ANA機内限定や「酒造りの神様」が作った日本酒も
国内線プレミアムクラスでもシャンパンの提供を開始
2018年8月10日 18:53
- 2018年9月1日 提供開始
ANAは8月10日、9月1日から国際線で提供するワインセレクションを一新するとともに、ファーストクラスとビジネスクラスで提供する新たな日本酒の銘柄を発表した。
ワインセレクションは、ANAシェフとともに機内食や飲み物をプロデュースする各界のプロフェッショナル「THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)」に、2000年世界最優秀ソムリエのオリヴィエ・プーシエ氏と、全日本最優秀ソムリエコンクール優勝で、2016年世界最優秀ソムリエコンクール8位入賞のコンラッド東京 エグゼクティヴ ソムリエの森覚氏を迎えて選考。18か国、約2800銘柄から書類審査や、ソムリエ資格を持つCA(客室乗務員)や機内食担当シェフ、サービス企画部門のスタッフらによるブラインドテイスティングを経て、54銘柄を選定した。
プーシエ氏が監修した「トゥーレル・ド・トロミー SY&CN ANAオリジナル(赤)」「トゥーレル・ド・トロミー CO&SB ANAオリジナル(白)」(国際線プレミアムエコノミー/エコノミークラスで9月から提供)や、森氏が監修した「甲州ANAオリジナルブレンド 2017」(国際線北米路線ファーストクラスで9月~11月に提供)といったANAオリジナルワインも提供。
路線/期間限定のシャンパンやワインもラインアップを拡充するほか、欧州路線で始めているプレミアムエコノミーとエコノミークラスでのスパークリングワインの提供については、北米路線、オセアニア路線、一部の東南アジア路線へも拡大する。
また、9月から国内線のプレミアムクラスでシャンパンの提供を開始。羽田発着の伊丹、新千歳(札幌)、福岡、那覇(沖縄)の各路線で「シャンパーニュ・ニコラ・フィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」を提供する。
国際線ファーストクラス
シャンパン
シャンパーニュ・クリュッグ 2004(シャンパーニュ、フランス)
シャンパーニュ・テタンジェ・プレリュード・グランクリュ(シャンパーニュ、フランス)
赤ワイン
シャトー・レオヴィル・バルトン 2012(サン・ジュリアン、ボルドー、フランス)
シャンボール・ミュジニー ブシャール ペール エフィス 2013(コート・ド・ニュイ、ブルゴーニュ、フランス)
シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ メゾン・ルイ・ラトゥール 2015(コート・ド・ボーヌ、ブルゴーニュ、フランス)
キャンバスバック・カベルネ・ソーヴィニヨン レッド・マウンテン 2014(レッドマウンテン、ワシントン、アメリカ)
紫鈴(りんどう)2014(ナパ・ヴァレー、カリフォルニア、アメリカ)
ペタロス・デル・ビエルソ 2016(ビエルソ、カスティーリャ・イ・レオン、スペイン)
グルート・コンスタンシア シラーズ 2015(コンスタンシア、ウェスタン・ケープ、南アフリカ)
サントリー登美の丘ワイナリー・登美の丘・赤 2015(山梨、日本)
白ワイン
シャブリ プルミエ・クリュ・シャントルリ・ドメーヌ ラロッシュ 2014(シャブリ、ブルゴーニュ、フランス)
バイロン・ニールソン サンタ・バーバラ・カウンティー シャルドネ 2015(サンタ・バーバラ、カリフォルニア、アメリカ)
アナヨン・マカベオ 2016(カリニェナ、スペイン)
ヴァス・フェリックス ソーヴィニヨン・ブラン セミヨン 2016(マーガレットリヴァー、西オーストラリア州、オーストラリア)
アミーニュ・ド・ヴェトロ 2016(ヴァレー、スイス)
パリサー・エステート・ソーヴィニヨンブラン 2016(マールボロ、ニュージーランド)
甲州ANAオリジナルブレンド 2017(山梨、日本)
ポートワイン
グラハム・トゥニー 30年(ドウロ、ポルトガル)
国際線ビジネスクラス
シャンパン
シャンパーニュ・カステルノー・キュヴェ・ブリュット・レゼルヴ(シャンパーニュ、フランス)
シャンパーニュ・デュヴァル・ルロワ・ブリュット・レゼルヴ(シャンパーニュ、フランス)
赤ワイン
シャトー・ラ・シャンドリエール 2014(メドック、ボルドー、フランス)
シャトー・オスタン・ピカン ルージュ 2012(サント・フォワ・ボルドー、ボルドー、フランス)
メイン・ストリート・ワイナリー カベルネ・ソーヴィニヨン 2016(カリフォルニア、アメリカ)
ファミーユ・ペラン・ケラーヌ ペイル・ブランシュ 2015(コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ケラーヌ、ヴァレ・ド・ローヌ、フランス)
アルボレダ ピノ・ノワール 2016(アコンカグア・ヴァレー、チリ)
クネ・ロブレ 2016(リベラ・デル・ドゥエロ、カスティーリャ・イ・レオン、スペイン)
白ワイン
ライマット カステル シャルドネ 2017(コステルス・デル・セグレ、カタルーニャ、スペイン)
マコン・リュニィ サン・ピエール 2016(マコネ、ブルゴーニュ、フランス)
キャロウェイ 2016(カリフォルニア、アメリカ)
ジュリアン・スカール アルザス ピノ・グリ・ナチュール 2016(アルザス、フランス)
ドゥルト ヌメロ・アン ブラン 2016(ボルドー、フランス)
ロゼワイン
ロゼワイン ペルル・ドゥ・ロズリン 2017(コート・ドゥ・プロヴァンス、フランス)
国際線プレミアムエコノミー/エコノミークラス
スパークリングワイン
ヴーヴ・オリヴィエ・ブリュット(フランス)
赤ワイン
トゥーレル・ド・トロミー SY&CN ANAオリジナル(シラー、カリニャン、フランス)
白ワイン
トゥーレル・ド・トロミー CO&SB ANAオリジナル(コロンバール、ソーヴィニヨン・ブラン、フランス)
国内線プレミアムクラス
シャンパン
シャンパーニュ・ニコラ・フィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット(シャンパーニュ、フランス)
スパークリングワイン
ヴーヴ・オリヴィエ・ブリュット(フランス)
赤ワイン
エクリプス・ド・ロスタル・カーズ 2016(ラングドック、フランス)
ファーストクラスでANA機内限定酒など日本酒ラインアップも拡充
9月1日からは国際線ファーストクラスとビジネスクラスの日本酒も銘柄を追加。
ファーストクラスでは、秋田県屈指の蔵元「新政酒造」が製造する「新政No.6 ANA-type純米生酒」を9月~11月に提供する。1930年に発見された酵母(きょうかい6号)を使用して特別に醸造されたANA機内限定酒で、連動企画として蔵元の思いや商品紹介を通じて日本酒の魅力を伝えるオリジナル機内番組「美盃巡礼」も上映する。
また、日本酒販売に関するコンサルティングなどを手がけるJAPAN CRAFT SAKE COMPANYの協力で、保冷流通による高品質なお酒の提供を行なっていく。
また、吟醸酒ブームの立役者で「酒造りの神様」の異名を持つ杜氏、農口尚彦氏が、約70年間の酒造り人生の集大成として作った最後の日本酒を季節に合わせて提供。
9月~11月は国際線欧米路線のビジネスクラスで「山廃吟醸酒」、12月~2019年2月は国際線ファーストクラスで「純米大吟醸酒」、国際線欧米路線のビジネスクラスで「山廃純米酒」を提供する。