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「ヨーホー!!」東京ディズニーシーに2018年も海賊たちが寄港中。「ディズニー・パイレーツ・サマー」で叫べ!

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの海賊たちがショーで大暴れ

2018年7月10日~9月2日 実施

キャプテン・ジャック・スパロウとキャプテン・バルボッサ率いる海賊たちがメディテレーニアンハーバーで大宴会!?

 オリエンタルランドは、東京ディズニーシーで7月10日から9月2日までの55日間「ディズニー・パイレーツ・サマー」を開催中。ディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの世界をテーマに、いつもは静かな港町であるメディテレーニアンハーバー全体で海賊たちが大暴れ! 映画の世界観にどっぷり浸かることができる。

 スペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」の目玉といえば、メディテレーニアンハーバーで1日3回約25分間、約80名の海賊が大集合し行なわれる「パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”」だ。海賊たちの白熱の戦いを間近に見ることができるうえ、水を浴びながらゲストも海賊になりきって大騒ぎ。この夏最高の海賊暮らしが体験したいならば要チェックだ。

樽にジョッキにホースから大放水。ずぶ濡れになって海賊になるべく修行を積もう

 ポルト・パラディーゾを占領したキャプテン・バルボッサの海賊団。我が物顔でうろつきながら、どうやら新たに海賊団に加わる意思を持つ仲間を探している様子。船長のキャプテン・バルボッサがキャプテン・ジャック・スパロウとの伝説の船を巡る戦いに繰り出しているあいだ、港に集まった人々を訓練&修行させ海賊として加われるよう鍛える魂胆のよう。突如現われた海賊団は、気さくにゲストに話しかけ心をわしづかみにしていく。

キャプテン・バルボッサ率いる海賊たちが新たな乗組員を港で探し中。気さくに話しかけてくる

 すると突然、メディテレーニアンハーバーから角笛が響き渡り海賊船が登場。ブリッジには伝説の海賊でありカスピ海の王・キャプテン・バルボッサの姿が。そして「ここには海賊を志す者がいると聞いた」「俺の船に乗りたい奴はいるか? 根性のある奴がいれば、この船に迎えてやろうじゃないか!」とまさに、映画そのままにハーバーのゲストに宣言!

 そして「この修行に耐えてもらうぞ」の声とともに「海賊たるもの水を恐れてはならない」と常に水に耐えながらの修行がスタート。意気揚々と叫ぶ海賊たちの「ヨーホー!!!!」の合図とともに大放水!!

メディテレーニアンハーバーから海賊船が登場。ブリッジには伝説の海賊でありカスピ海の王・キャプテン・バルボッサ

 ゲストを一人前にしようと、海賊らしく「ヨーホー!」の掛け声に筋トレ。さらに団結力やどんな誘惑よりも財宝を最優先する判断力を叩き込んでいく。漂流して3カ月。食料が底をつき、最後に残った一杯の水とお宝のどちらを取る? など究極ともいえる選択にすべて「お宝」と答えなければ立派な海賊になれないとのことだ。

メディテレーニアンハーバーではキャプテン・バルボッサの前で海賊たちによる水に耐えながらの修行がスタート
大樽が投げられるなどゲストらは海賊になるためにさまざまなトレーニングを行なう

 港周辺が一気に水浸しになるなか、「船が来たぞ!」の声が聞こえ小さなボロ船が登場。そこにはキャプテン・ジャック・スパロウが。キャプテン・バルボッサに「俺の船の乗り心地はどう?」とけしかけ押し問答に。そんななか、港1つぶんの新たな海賊(ゲスト)の加入をほのめかしたキャプテン・バルボッサに「そんなに仲間が欲しいなら、最初に船に乗せるのは俺だろ?」「俺のコンパス。覚えているだろ? これは俺が望むものへと導く。そしてなぜかお前の方を向いている」「すべて水に流そうじゃないか」と言葉巧みに和解を申し込む。

ボロボロの船に乗って、キャプテン・ジャック・スパロウが海賊船を追いかけてきた

 キャプテン・バルボッサもなぜか和解をすんなり受け入れ「よし、決まりだ。港に船をつけろ」「諸君、宴会だ!」「思いっきり振る舞ってやれ!」と宴の始まりを指示。海賊たちが歌いながらジョッキに入った水、バケツや大樽に溜められていた水を容赦なくゲストに掛けまくる。まるで海賊団の一員となり、海賊暮らしそのままにワインやラムをかけ合い、大宴会をしているような雰囲気となる。

キャプテン・バルボッサとキャプテン・ジャック・スパロウが盃をともに掲げ乾杯!

 ピアッツァトポリーノに「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」前、リドアイルが水とゲスト&海賊で一体となったショーは壮観の一言。宴が最高潮に達した際の隙を狙ってキャプテン・ジャック・スパロウが伝説の船を奪還。まんまとしてやられたキャプテン・バルボッサの怒りも最高潮に達し、砲弾を使って海上でアツいバトルが繰り広げられる。

宴のスキを狙いキャプテン・ジャック・スパロウが伝説の船を奪う
キャプテン・バルボッサは船を取り返すべく砲弾で攻撃を仕掛け海上でバトルが勃発

 キャプテン・バルボッサが劣勢と踏んだ海賊団たちはキャプテン・ジャック・スパロウに寝返り、「今、この船の船長は誰だ?」の問いに「キャプテン・ジャック・スパロウ」と答え形勢は逆転。戦いのラストにはプロメテウス火山が大爆発しバトルは終息へ。

プロメテウス火山がキャプテン・ジャック・スパロウに味方したかのように大爆発1?

 キャプテン・バルボッサは「まさか、本当に火山まで爆発するとはな」と落ち着いた口調。そして「その船はくれてやる。志のあるものは風上へ進め。ポルト・バラディーゾとはおさらばだ!宝の在処へ進路を取れ!」とキャプテン・ジャック・スパロウと船に目もくれず早々と出航。

 違和感を覚えたキャプテン・ジャック・スパロウたちが宝の地図に目を落とすと……。とまさにキャプテン・バルボッサとキャプテン・ジャック・スパロウの頭脳戦に騙し合いと、映画そのままの展開にファンは思わずにやりとしてしまう。

キャプテン・ジャック・スパロウと海賊たちが宝の地図を開いてみると……

 キャプテン・ジャック・スパロウの「よーし! 全員船出を祝して宴だ!」の声で大放水が再開! ラストスパートで水量も大幅アップ。まるで海に飛び込んだかのようなずぶ濡れ姿の新米の海賊(ゲスト)があちこちに。

「諸君、今日という日を忘れるな。勇敢な海賊への一歩を踏み出した日だ。このキャプテン・ジャック・スパロウとな!」と言い放ち、映画のテーマ「彼こそが海賊」とともにキャプテン・ジャック・スパロウは再び大海原へ。

 海賊にふさわしい水量で、貴重品や電子機器の防水は必須。水没しないようしっかり対策を。また、着替える場所などは用意されていないためポンチョなどの利用も推奨されている。足元は濡れてもよいサンダル類、荷物はできる限りロッカーへ。大事な電子機器は絶対に出さないが合言葉だ。

ブリッジでキャプテン気分!? フォトロケーションで海賊写真をパチリ

 キャプテン・バルボッサの海賊団により占拠されたメディテレーニアンハーバー周辺では、スペシャルなフォトロケーションにデコレーションがたっぷり。ミラコスタ通り前にはアトラクション「カリブの海賊」や映画でおなじみのスカルがゲストをお出迎え。常にゲストを睨みつけるような目線に心が高鳴る。海賊長の旗もデコレーションされている。

海賊旗とスカルがゲストを迎えてくれる

 キャプテン気分で舵輪を操りながらブリッジでポーズをとったり、監獄に投獄された哀れな海賊風の撮影ができたりするフォトロケーションも、昨年に引き続き設置。海賊になりきって表情やポーズ込みで撮影すれば、より本物感が増す。また、「サンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」横は周辺一帯がフォトスポットになっており、雰囲気も抜群だ。

ブリッジで舵を取りながらポーズがとれるフォトロケーション。キャプテン・ジャック・スパロウの海賊旗もはためいている
「サンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」横の坂周辺はバナーが飾られ、さまざまなフォトロケーションが設置されている
海賊の末路!? 監獄に囚われ、鍵をくわえる犬を手なづけようとするあの有名シーンも再現可能

 なお、メディテレーニアンハーバー周辺では海賊たちが突如パフォーマンスをはじめる「アトモスフィア・エンターテイメント」も行なっている。目を見張るような身体能力を持つ海賊や、歌やゲスト参加型などさまざま。

 メディテレーニアンハーバーとロストリバーデルタでは、ジャック・スパロウのグリーティングを今年も開催。出会えたらとてもラッキーだ。

個性的な海賊たちによる「アトモスフィア・エンターテイメント」も随所で開催。アクロバティックな動きを披露し、お宝情報を収集している海賊・ラビットに会えた

伝説の海賊たちや“出航前の腹ごしらえ”をイメージ。ボリューム大のパワー系メニューで海に備えよ!

「ディズニー・パイレーツ・サマー」の開催に合わせて新たに“出航前の腹ごしらえ”をイメージしたボリュームたっぷりメニューが登場。見ても食べても海賊気分が上がる一品が揃っている。

 メディテレーニアンハーバーの「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」では「フライング・ダッチマン号」の船長であるデイヴィ・ジョーンズをイメージした「デイヴィ・ジョーンズのサンド(シュリンプとタコ入りラタトゥイユ)」が新登場。「ピーチゼリー」にドリンクが付く「スペシャルセット」(990円)でオーダーしよう。

 彼のトレードマークの黒い帽子をパンズ、そしてタコ足のヒゲをビックサイズのレタスに置き換えた大胆な造形が最高な一品。タコやシュリンプにラタトゥイユをサンドしてスパイシーに味付け。サクッとしたイカせんべいで食感の楽しさもプラス。

海賊たちを恐怖に陥れるデイヴィ・ジョーンズをイメージした「デイヴィ・ジョーンズのサンド(シュリンプとタコ入りラタトゥイユ)」が味わえる「スペシャルセット」(990円)

 りんごが大好物で「パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”」にも登場するキャプテン・バルボッサも「バルボッサのサンド(カレーチキン&アップルジャム)」として美味しく大変身。金褐色のヒゲと髪を野菜で、肉厚チキンで豪快な彼を表現。常に肩に乗っている猿のジャックの赤い服をパンズで、隠し味のアップルジャムは生身の人間に戻ったら味わいたいと切望していた大好物のりんごをイメージしている。

 濃厚アップルジャムとまろやかながら奥にスパイスを感じるカレーチキンとの相性は抜群。野菜類も豊富で食べごたえもかなりある。「フレンチフライポテト」とドリンクがセットとなった「スペシャルセット」(1150円)がお勧めだ。

キャプテン・ジャック・スパロウの最大の敵であるキャプテン・バルボッサの「バルボッサのサンド(カレーチキン&アップルジャム)」を頬張れる「スペシャルセット」(1150円)

「酒を飲み干せ 海賊暮らしに乾杯!」をテーマにアルコールドリンクも充実。「スペシャルスパークリングカクテル」(680円)は、ドクロのカップに、海賊といえばなラム酒をベースにブルーキュラソーで大海原を表現。銀箔シュガーを絡ませてお宝をイメージしたグアバシロップボールが浮かんでいる。甘めかと思いきやじわじわとラム酒が効いてきて想像以上にガツンと系。海賊やドクロデザインの旗に、樽などでデコレーションされた「カフェ・ポルトフィーノ」にてゴクリと飲み干そう。

味も見た目も海&海賊な「スペシャルスパークリングカクテル」(680円)

身に着けグッズで「ヨーホー!」海賊気分を盛り上げるスペシャルグッズを手に入れよう

 パークではスペシャルイベントモチーフの身に着けグッズが多数登場。かぶって、着けて海賊気分をアップしてくれる。お勧めは海賊デザインとなった「パイレーツのイヤーハット」(2000円)。キャプテン・ジャック・スパロウのトレードマークであるターバンを彷彿させるデザインだ。一緒にあのビーズアクセサリーが施された「リストバンド」(1000円)も手に入れよう。

「パイレーツのイヤーハット」(2000円)
「リストバンド」(1000円)

「パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”」でずぶ濡れになった場合の緊急要員としても大活躍する「Tシャツ」(各2500円)も外せない。ユニセックスの半袖とタンクトップ(M/L)の2種類を用意している。

左はワンサイズ展開の半袖。海賊に筋肉をアピールする場合は右のタンクトップをチョイス。「Tシャツ(タンクトップはM/L)」(各2500円)

 海賊コスチュームを着こなしたミッキーマウスたちが描かれたアイテムも豊富に用意。定番の「ぬいぐるみバッジ」(各1700円)ではミッキーマウスたちがクールに大変身。「ファッション用グラス」(2000円)は海賊帽とシマシマのシャツを彷彿させるデザイン。「パスケース」(1800円)は舵輪を大胆に配置。もちろん舵輪はくるくると回る仕様。本物さながらに「面舵いっぱい!」と叫んで回してみよう。

ミッキーマウスたちのレアな海賊姿が最高にクールな「ぬいぐるみバッジ」(各1700円)
レンズ部分には舵輪と錨をデザインした「ファッション用グラス」(2000円)
船長気分で舵輪が回せる「パスケース」(1800円)

海賊長になった気分で優雅に、アジアンメニューを「シルクロードガーデン」で

 ミリアルリゾートホテルズは、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタにて「ディズニー・パイレーツ・サマー」開催に合わせて限定メニューを用意。海賊長のようにゴージャスな気分が味わえる。

 中華料理レストラン「シルクロードガーデン」では「“ディズニー・パイレーツ・サマー”ディナーコース」(9500円)を提供中。

「マグロのタルタル 腐乳ソース」「揚げ冬瓜 鰻と蟹のあんかけ」「牛フィレ肉と豚肉と野菜の甘醤油炒め」「イセエビと白身魚のスチーム ガーリックソース」「辛酸味つゆそば」「プーアル茶風味の杏仁豆腐 胡麻揚げ饅頭添え」のコースとなっている。

「“ディズニー・パイレーツ・サマー”ディナーコース」(9500円)

「マグロのタルタル 腐乳ソース」は、マグロのタルタルにガリやたまねぎを加えて食感をプラス。イクラとホタテ、エイヒレを乗せ、周囲に豆腐を発酵させた腐乳を使ったソースをデコレーション。海賊船の舵輪をイメージしている。そのまま味わってもパンに乗せてカナッペ風に味わってもよい。周囲にはナスやエダマメ、オクラなど夏野菜で華を添えている。

「マグロのタルタル 腐乳ソース」

「揚げ冬瓜 鰻と蟹のあんかけ」は、揚げ冬瓜とともにとろーり熱々のたまご入りの餡掛けの奥に蟹や鰻がたっぷり。優しい味付けとガツンとくる素材の旨味のハーモニーがたまらない。スープと思いきや、がっつり食べられるボリューム感。花山椒をお好みで入れよう。

「揚げ冬瓜 鰻と蟹のあんかけ」

「プーアル茶風味の杏仁豆腐 胡麻揚げ饅頭添え」は、まるで海賊がお宝を探し求めるような感覚で壺の底から杏仁豆腐をすくって味わうデザート。見た目は海賊をイメージした黒いビジュアルながらプーアル茶のソース、仙草ゼリー、杏仁豆腐の3層構造。苦めの仙草ゼリーと杏仁豆腐の甘み、お茶のさっぱり感が絶品だ。

「プーアル茶風味の杏仁豆腐 胡麻揚げ饅頭添え」

 さらにコースと一緒にオーダーしたいのが「“ディズニー・パイレーツ・サマー”スペシャルノンアルコールカクテル コレクタブルグラス付き」(2000円)だ。

 海賊姿のミッキーマウスをイメージし、見た目はワイルド系ながらコーラ×フルーツでゴクゴク飲める一杯に仕上がっている。青森産りんごジュース「ふじ」、ピーチジュース、ペアシロップにポイントとなるコカ・コーラをミックス。さらにお宝に見立てたキラキラとした海藻ビーズに銀の雫。舵輪を模した輪切りのレモンにミントをトッピング。混ぜると宝探しのようでワクワク感もアップ!

「“ディズニー・パイレーツ・サマー”スペシャルノンアルコールカクテル コレクタブルグラス付き」(2000円)

 海賊気分でパークでの滞在が楽しめる夏の東京ディズニーシー。荒くれ者気分でボリュームメニューを頬張り、宴をイメージした店内でラムや映画にまつわるお酒などを飲み干すなど、それぞれの思う海賊暮らしがエンジョイできるはず。家族はもちろん気の合う海賊仲間と一緒に、夏の東京ディズニーシーで「ヨーホー!」と歌いながら過ごしてみては!?