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日本旅行業協会、ゴールデンウィークの人気旅行先ランキング。海外は台湾、国内は沖縄が1位

2018年4月4日 発表

JATAはゴールデンウィークの旅行先人気ランキングを発表した。画像は海外旅行先のランキング

 JATA(日本旅行業協会)は4月4日、JATA会員会社の社員や大手旅行会社への調査でまとめた、ゴールデンウィークの旅行先人気ランキングと傾向を発表した。

 海外の人気ランキングでは、1位が台湾、2位がハワイで2017年と変わらないが、3位は前回4位のタイが上昇、前回3位のシンガポールは4位に下がっている。また、5位には前回8位の香港がランクアップ。

 旅行傾向では、出発日は4月28日に集中しており、東南アジアと中国方面が好調。対前年同期比では東南アジアが214%、中国が154.9%で伸長している。ゴールデンウィーク後半の4連休(5月3日~6日)を利用した香港・マカオのツアーも好調で、タイは対前年同期比で146%。

 ヨーロッパは添乗員付きツアーが人気で、特にフランスの人気が高い。フランスは今回10位に入っており、前回の13位から順位を上げている。

国内旅行の人気ランキング

 一方国内旅行では、沖縄が前回に続き1位、2位は前回3位の東京(東京ディズニーリゾート含む)、3位は北海道となっている。東京の人気はディズニーランド開園35周年の影響があるとみられており、5位に入った九州は大河ドラマ「西郷どん」人気を受けてのもの。

 旅行傾向では、出発日は4月後半と5月前半に分かれているが、なかでも5月3日出発に集中している。東北はゴールデンウィークに桜が満開を迎えるため、桜を見るツアーが好調。また、九州は西郷どんのほかにも竹田城など城ブームも牽引していると分析している。対前年同期比では、東北が117.3%、九州は124%。