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ツインリンクもてぎが大リニューアル。5階建ての「森感覚(しんかんかく)アスレチック DOKIDOKI」など公開

専属シェフが調理するラグジュアリーグランピングもスタート

2018年3月17日から順次オープン

ツインリンクもてぎに「森」をテーマにした新アトラクションなどが3月17日から順次オープンする

 モビリティランドは「ツインリンクもてぎ」(栃木県芳賀郡茂木町)に3月17日、「森」をコンセプトにしたアトラクションを新規オープン、遊園地「モビパーク」をリニューアルオープンする。

 さらにグランピング施設の「森と星空のキャンプヴィレッジ」に1日1組限定の「グランピング・ワイド プレミアム」を、レーシングカートには17台のニューマシンの導入などを行なう。本稿では報道向けに開かれた内覧会をレポートする。

巨樹をイメージしたアトラクション「森感覚アスレチック DOKIDOKI」

「森感覚アスレチック DOKIDOKI」

 敷地内でも特に目をひくのが、高台にそびえ立つ新アトラクション「森感覚(しんかんかく)アスレチック DOKIDOKI」。高さ約13m、延べ床面積630m2の大型アトラクションだ。

 モビリティランドが掲げる「人と自然とモビリティの融合」の象徴として新設されたアトラクションで、5層からなる内部には39カ所のアスレチックポイントがあり、ボルダリングやネットをよじ登るといった体力が必要な「クライムゾーン」、丸太橋やロープ渡りといった勇気が必要な「空中ゾーン」などが子供たちを待ち構えている。

 デザインは「巨樹に集まるいきものたちの樹木空間」を表現しており、内部には巨大な昆虫や植物のオブジェが挑戦者の行く手を阻んだり、手助けをしたりしている。小学生以上であれば挑戦でき、腕力が必要なルートでは難易度の低い回避ルートが用意されており、挑戦の途中で疲れてしまったり、不調を感じたりしたときのための非常口へのルートも用意されている。子供は軽々とクリアしても、体の大きな大人では難儀する箇所もあり、体力や体格に合わせてルートを選んでいくといいだろう。

 内部にはフォトスポットとフォトサービスが用意されている。子供が丸太橋などに挑む姿を備え付けのカメラで撮影して、あとでプリントアウトしたり、画像データをダウンロードしたりできる有料のサービスがあるので、一緒に挑戦したものの「子供を撮影するどころではない」人にはありがたい。

高さがある丸太橋などを子供たちは平気で渡っていく
腕力が必要な上り綱も難なくクリア
39カ所のアスレチックポイントがあるが、難易度の高い箇所には「やさしいルート」も用意されている
体力や体調に不安があれば「ギブアップ出口」から脱出
腕力が必要なアスレチックポイントは「やさしいルート」で回避できるので、体力に自信がない子でもアスレチックを楽しめる
大人もがんばる
あらかじめ「撮影カード」を入手しておいて、撮影ポイントでバーコードをかざすと、アスレチックポイントに挑む様子を設置カメラが撮影してくれる。ゴール後に設けられているコーナーで撮影データを印刷したり、データのダウンロードができたりといったことが有料で可能
内部は巨大な昆虫のオブジェなどを盛り込んだアスレチックポイントが待ち構えている
ボルダリングに挑戦する女の子
「森感覚アスレチック DOKIDOKI」は高台にあるので、最上階からの見晴らしはとてもよい。登頂記念に鐘を鳴らす
「森感覚アスレチック DOKIDOKI」のクライマックスはぐるぐる回る滑り台で一気に地上まで降りる
大人たちも童心に返って歓声を上げる
森感覚アスレチック DOKIDOKI

オープン日:2018年3月17日
場所:ツインリンクもてぎ モビパーク
建物:高さ約13m、延べ床面積630m2、開発面積2000m2
所要時間:約30分
料金:1人600円 ※パスポート利用可
利用条件:小学生以上

3歳から遊べるアトラクションが6種類追加

舗装も新たにモビパークが大幅にリニューアル

 3歳以上の子供が遊べる乗り物を用意するモビパークでは、「森」をテーマに5つのアトラクションをリニューアル、親子で楽しめる新しいアトラクションを1つ追加している。

「ぶんぶんスクーター」は転倒しない自立式バイクで、音楽に合わせて乗り物の操作に慣れるアトラクション。「おさんぽでんでん」は2人乗りのかたつむりマシーンで、のんびり運転を楽しめる。

「モトツーリング」は3歳以上で補助輪なしの自転車に乗れる子供が挑戦できる、バイクタイプのアトラクション。「モトツーリング」で自信をつけたら「モーターサイクルトレーニング」に挑戦しよう。

「森の教習所」は2人乗りのミニカーに乗車して、市街地コースをドライブしながら信号、横断歩道、道路標識といった交通ルールを学んでいくアトラクション。「ワイルドレーサー」はカーブでスライドするミニカーに2人まで乗車でき、ドリフト気分を味わえる。

6種の新しいアトラクションがモビパークに加わった
「ぶんぶんスクーター」は転倒しない自立式バイクで安心。内覧会ではツインリンクもてぎのマスコットキャラクター「コチラ」がグリーティングを行ない、一緒にアトラクションを楽しんだ
「おさんぽでんでん」は2人乗りのかたつむりマシーンで、のんびり運転を楽しめる
市街地コースをドライブしながら交通ルールを学ぶ「森の教習所」。「止まれ」の標識では一時停止して安全を確認
「ワイルドレーサー」ではスライドするミニカーに乗車してドリフト気分を味わえる
ぶんぶんスクーター

オープン日:2018年3月17日
場所:ツインリンクもてぎ モビパーク
料金:1人300円 ※パスポート利用可
利用条件:3歳以上。定員1名

おさんぽでんでん

オープン日:2018年3月17日
場所:ツインリンクもてぎ モビパーク
料金:1人200円 ※パスポート利用可
利用条件:3歳以上、保護者同伴なら0歳以上。定員2名

モトツーリング

オープン日:2018年3月17日
場所:ツインリンクもてぎ モビパーク
料金:1人500円 ※パスポート利用可
利用条件:3歳以上で補助輪なしの自転車に乗れること。定員1名

モーターサイクルトレーニング

オープン日:2018年3月17日
場所:ツインリンクもてぎ モビパーク
料金:1人500円 ※パスポート利用可
利用条件:3歳以上で「モトツーリング」のライセンスを取得していること。定員1名

森の教習所

オープン日:2018年3月17日
場所:ツインリンクもてぎ モビパーク
料金:1人400円 ※パスポート利用可
利用条件:5歳以上、中学生以上の付き添いがあれば3歳以下も可。定員2名

ワイルドレーサー

オープン日:2018年3月17日
場所:ツインリンクもてぎ モビパーク
料金:1人400円 ※パスポート利用可
利用条件:小学1年生以上、中学生以上の付き添いがあれば3歳~小学生未満も可、2歳以下は不可。定員2名

最高速度は65km/h! ニューマシンを17台導入した「レーシングカート」

本格的なタイムアタックも可能な「レーシングカート」

「レーシングカート」もリニューアル。最高速度をリモートで設定可能な1人乗りと2人乗りのニューマシンを17台導入。65km/hまでの「タイムアタックセッション」、50km/hまでの「エクスペリエンスセッション」、35km/hまでの「チャレンジカート」の3クラス(時間帯を分けて走行)から挑戦できる。

 タイムアタックセッションは1人乗りカート(270ccエンジン)でのみ挑戦でき、走行時間は8分間。本格的な走り込みでコースレコードを目指す。エックスペリエンスセッションは1人乗り、2人乗りカート(270ccエンジン)どちらでも挑戦でき、走行時間は8分間。速さにはこだわらずにカートの運転を楽しみたいビギナー向けで、普通運転免許証があれば、ヘルメットやグローブは無料レンタルで走行できる。チャレンジカートは1人乗りカート(160ccエンジン)で、中学生以上であれば運転免許証がなくても8分間のカート体験ができるクラス。資格や料金など詳細はツインリンクもてぎのWebサイトを確認していただきたい。

2人乗りカートもあるので親子や恋人でカート走行を楽しめる
65km/hまでの「タイムアタックセッション」、50km/hまでの「エクスペリエンスセッション」、35km/hまでの「チャレンジカート」の3クラス(時間帯を分けて走行)から挑戦できる

専属シェフが調理してくれる「グランピング・ワイド プレミアム」

「森と星空のキャンプヴィレッジ」の高台に設けられた「グランピング・ワイド プレミアム」

 2016年3月19日から営業しているグランピング施設の「森と星空のキャンプヴィレッジ」では、2017年3月18日に大人数向けの「グランピング・ワイド」をオープンしたが、そのラグジュアリークラスとして1日1組(2~4名)限定の「グランピング・ワイド プレミアム」を4月21日からスタートする。

 利用客の好みに合わせたバーベキューのフルコースを、この1組専属のシェフが目の前で調理してくれる。天体望遠鏡を使った星空観測のサポートやそのほかアクティビティなど「すべてにおいて最高レベルのサービス」を提供する。

専属シェフが目の前で調理してくれる
専属シェフが地場食材を使い目の前で調理する「プレミアBBQコース」を堪能できるほか、天体望遠鏡を使った星空観測のサポートやそのほかアクティビティなど「すべてにおいて最高レベルのサービス」を提供する
グランピング・ワイド プレミアム

営業日:2018年4月21日/28日、5月12日/19日/26日、6月9日/16日/30日
場所:ツインリンクもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ
定員:1組2名~4名
料金例:大人2名と小学生2名は9万4940円、大人2名と小学生1名は8万8090円、大人4名は11万4480円
食事:夕食は専属シェフが地場食材を使い目の前で調理する「プレミアBBQコース」、朝食はホテルツインリンク内の「森のレストランMARCHERANT」での朝食ビュッフェ
予約方法:電話で受け付け
TEL:0285-64-0489(10時~17時30分)

ホンダの歴史が分かる展示企画「Honda夢と挑戦の軌跡」

ホンダ創業からの歴史を振り返る展示企画「Honda夢と挑戦の軌跡」

 開館20周年のホンダコレクションホールでは、ホンダ創業からの歴史を振り返る新たな展示企画「Honda夢と挑戦の軌跡」を3月17日からホール1階で公開する。

 ホンダコレクションホールではレーシングマシンから市販車まで約300台の車両を展示しているが、「Honda夢と挑戦の軌跡」では自転車用試作エンジン、ドリームD型、CA100、RC142(復元車両)、スポーツ360(復刻車両)、耕うん機F60といった車両の展示、50年以上前のクルマやバイクの動態テストやエンジン始動などの特別イベントも実施する。ホンダコレクションホールへの入場は無料(ツインリンクもてぎへの入場は有料)だ。

ホンダの歴史を振り返る車両などが展示されている

 そのほか「ホテル ツインリンク」では3月30日からキングサイズベッドやハンモックなどを備えた「グランルーム」を3室設定。グランルームの宿泊客向けの和食創作店「里山懐石 登谷」を開店する。

 また、4月7日にはグループ観戦専用の新エリア「ビクトリーコーナーテラス」が誕生する。最終コーナーの「ビクトリーコーナー」に4段のテラス、195区画という最大1000人を収容できるスペースを設け、友人や家族などグループでレースを観戦したり、花火大会を楽しんだりできる。